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国産材を活用した新しい床システム 「(仮称)WOOD FLOOR UNIT 3.2」を開発|国内6社で新建材を共同開発

Digital PR Platform / 2024年5月31日 11時23分

国産材を活用した新しい床システム 「(仮称)WOOD FLOOR UNIT 3.2」を開発|国内6社で新建材を共同開発

木材(CLT)の新たな活用方法を提案することで社会課題解決に貢献
乃村工藝社は、デザイン監修・施工監修、製品開発全般のアドバイスを担当

株式会社乃村工藝社は、三菱地所株式会社、MEC Industry株式会社、三洋工業株式会社、株式会社リンレイ、丸山金属工業株式会社と共同で国産木材を活用した新建材「(仮称)WOOD FLOOR UNIT 3.2(以下、本製品)」(特許出願中)を開発し、今後、MEC Industry 株式会社において製造・販売します。
空間の総合プロデュース企業である当社は、製品化の構想段階から参画し、デザイン面・施工技術面を監修、提案したデザインを実装に向け具現化するため、ディテールや施工方法を助言しています。

本製品の第一弾は、三菱地所が新丸ビルにて運営するイノベーション施設の一部に敷設しました。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1101/89134/700_247_2024053110210466592600b6994.jpg


本製品はCLT※1を活用したフリーアクセスフロア※2であり、床一面に美しい木目が広がる高い意匠性、CLTが持つ高い強度を活かした機能性、木材が持つ炭素固定効果により地球温暖化防止にも繋がる環境貢献機能を有した「新建材」です。

【「(仮称)WOOD FLOOR UNIT 3.2」の特長】
(1)不燃処理をせずCLTを「現す」
(2)木の良さ(香り、手触り)を残し、汚れを防止する特殊コーティング
(3)仕上がり面に金物が見えない意匠性と簡単施工を実現した接合部
(4)高い炭素固定効果で地球環境に貢献

従来のフリーアクセスフロアは、スチールでできたパネルの上にカーペット等を敷くことが一般的ですが、本製品では、CLTパネルの木目を仕上げ材とすることでカーペット等を無くし、天然の木材を現しとすることを標準仕様とした製品です。
本製品を通じて国産木材を使用することで、森林による炭素固定、水源涵養機能、災害防止機能等の維持・向上に繋がり、国内森林の好循環を生み出すことで、社会課題の解決にも貢献してまいります。

■本製品開発の背景
三菱地所グループでは、国産木材の活用を推進していく中で、日本国内においては防耐火規制から構造利用したCLTを現しにすることが難しく、木材本来の魅力を建物の利用者にお伝えできないこと、またコストの面においても天然の木材を活用した内装は特注品対応となるケースが多く、規格化された流通品が少ないことからコスト高になってしまうことを課題だと考えておりました。
そこで国内外において不動産開発を手掛ける三菱地所のノウハウを活かし、国産木材を活用した気軽に使える規格型の新建材を開発することで市場が抱える課題を解決し得るものと考えました。デザインや施工性、コーティング剤や接合金物等、開発に必要な要素にノウハウがある様々な企業とチームを組み、「地球によいもの、みんなでつくる、使う。」をコンセプトに本製品を開発いたしました。

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