銀行業務のクラウド化 TowneBank、SASにより継続的な成長
Digital PR Platform / 2024年6月4日 11時5分
中堅銀行がSASのクラウド・ベース・ソリューションを活用し
規制コンプライアンス、リスク管理、会員の満足度向上に対応
データとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、バージニア州に拠点を置く商業銀行であるTowneBank(https://www.sas.com/en_us/customers/townebank.html
)が、コンプライアンス期限に対応するべくSASを活用してきた事例を発表しました。TowneBankは規制コンプライアンスのための強力なクラウドベースのフレームワークを保有し、リスク管理(https://www.sas.com/ja_jp/solutions/risk-management.html
)、詐欺や金融犯罪防止、会員のニーズ理解において、 将来どのような事態に直面しようとも、インサイトと意思決定を事業全体で強化できるテクノロジー・パートナーを得て成功を収めています。
6年前、TowneBankは新しい会計規制と報告要件という課題に直面していました。コミュニティ・バンクである同行は、新しい予想信用損失(CECL)(https://www.sas.com/ja_jp/solutions/risk-management/solution/expected-credit-loss.html
)会計基準の導入に向けて準備を進めていましたが、人員が不足しており、技術も発展途上でした。
クラウドでのコンプライアンスを模索
1999年に設立された TowneBankは、バージニア州とノース・カロライナ州で51の支店を展開し、総資産は170億ドルに上ります。
エーリッヒ・ロイター(Erich Reuter)氏が2018年に同行に入行し、新しいCECL報告基準に対応するためのプログラムの導入を任されました。この規制は、融資貸し倒れの過小評価を防ぎ、銀行が十分な引当金を維持できるようにすることを目的としています。
TowneBankの定量分析・エンタープライズ・ストレステスト担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるロイター氏は、次のように述べています。「まったく新しい規制であるということが、CECLの最大の課題の1つでした。業界標準が存在せず、どう導入すればいいのかを示すガイダンスもほとんどありませんでした」
新たな規制への対応能力の向上が極めて重要でした。求められる精度を確保しつつCECLの複雑さに対応するには、以下のものを提供するコンプライアンス・フレームワークが不可欠でした。
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