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コファス・アジア企業支払い動向調査 2024 繊維・建設セクターを除き、支払い動向は全体的に改善

Digital PR Platform / 2024年6月5日 12時30分

コファス・アジア企業支払い動向調査 2024 繊維・建設セクターを除き、支払い動向は全体的に改善

東京、日本 - Media OutReach Newswire - 2024年6月5日 - コファスが 2023 年 12 月から 2024 年 3 月にかけて実施した「アジア企業支払い動向調査」は、アジアパシフィック地域の約 2,400 社の支払い動向と与信管理慣行の変遷に関する洞察をご提供します。本調査は、 9つの市場 (日本、オーストラリア、中国、香港、インド、マレーシア、シンガポール、台湾、タイ)と13のセクターに属する回答者よりデータを収集しております。


全体的に与信状況は厳しくなっており、支払期間は2022年の66日から64日に短縮した一方、支払遅延期間は67日から65日に減少
支払遅延の発生率は、2022年の57%から60%に上昇したが、平均支払遅延期間は67日から65日に短縮し、超長期の支払遅延が増加。この遅延の影響を最も受けているのは繊維と建設セクター
56%の企業が2024年の経済見通しが改善すると予想しているが、需要の鈍化と競争の激化が大きなリスク


2023年はパンデミックから正常化した年であったが、地政学的リスクが持続する中、インフレと金利の上昇で、経済情勢は引き続き課題を抱える形となった。調査対象企業も同様の懸念を示しており、回答者の約半数が、2024年における自社の事業に対する2つの主なリスクとして、需要の鈍化と過当競争圧力を挙げている。コファスのアジアパシフィック地域・チーフエコノミストであるバーナード・オウは、「コファスは、アジアパシフィック地域の経済成長率が2024年も4%以上を維持すると予測しており、アジアパシフィック地域は依然として世界で最も急速に成長している」としている。

支払い遅延:繊維と建設セクターで大幅増加

支払遅延を報告した企業の割合は、2022年の57%から2023年には60%に上昇し、中国と日本だけが支払条件の厳格化が主な原因となって上昇を牽引した。一方、パンデミック後に財務の安定性が改善したことを示唆するように、他のすべての市場では支払遅延が減少した。 過度の市場競争、需要の鈍化、キャッシュフローの減速、顧客の支払遅延が、この地域における支払遅延の主な理由として挙げられている。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2064/89357/650_340_20240605115955665fd4ab4dbe3.png

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