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金のユーグレナ®(パラミロンEOD-1®)の摂取が筋肉細胞を太くする~筋萎縮に働く遺伝子の発現が抑制される~大妻女子大学の青江誠一郎教授と神鋼環境ソリューションの共同研究成果

Digital PR Platform / 2024年6月10日 14時5分

金のユーグレナ®(パラミロンEOD-1®)の摂取が筋肉細胞を太くする~筋萎縮に働く遺伝子の発現が抑制される~大妻女子大学の青江誠一郎教授と神鋼環境ソリューションの共同研究成果



大妻女子大学(所在地:東京都千代田区、学長:伊藤正直)家政学部 青江誠一郎教授と株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区、社長:佐藤幹雄)は、ユーグレナグラシリスEOD-1株(金のユーグレナ®)(*1)が産生するパラミロンEOD-1®(*2、3)の摂取が筋萎縮(筋肉を構成するタンパク質の分解)に働く遺伝子の発現を抑制し、筋肉細胞を太くすることを明らかにしました。なお、本研究成果は、第78回日本栄養・食糧学会大会にて発表いたしました。




筋肉量の低下は20代頃から始まり、生涯を通して進行します。そして、筋肉量が保てているほど寿命が長いことや筋肉量が減少すると感染症や糖尿病のリスクが高まることが知られています。近年では、サルコペニア(*4)や身体的フレイル(*5)といった高齢者の筋肉量・筋力の低下などの予防が注目されていますが、長く健康的な生活を送るためには、早い段階から筋肉量・筋力を維持・増加させることが非常に重要です。

今回のパラミロンEOD-1を摂取させたマウス実験により、次の作用が明らかになりました。
・筋肉(腓腹筋)の萎縮に働く遺伝子の発現を抑制(図1)
・筋肉(ヒラメ筋)の筋線維(筋肉細胞)断面積の増加(図2、3)。


筋肉量の増減は、筋肉を構成するタンパク質の合成と分解のバランスによって決まります。このバランスが保たれていると筋肉を維持することができ、合成に傾くと筋肉を増やすことができます。

パラミロンEOD-1は、腸管の細胞を刺激することで作用すると考えられています。パラミロンEOD-1は腸を介して筋肉に働きかけることで、筋肉を構成するタンパク質の分解に関わる遺伝子の発現を抑制し、筋肉細胞を太くしていると考えられます。

今後は、パラミロンEOD-1の筋肉や腸に対する作用の詳細なメカニズム解明を進め、筋肉と腸との関係性を明らかにしていく予定です。

【発表内容】
◆発表タイトル:ユーグレナEOD-1株由来パラミロンの摂取が食餌性肥満モデルマウスの筋肉代謝に及ぼす影響

◆概要:
1.実験方法
 4週齢のマウスを1週間予備飼育した後、10匹ずつ2群に分け、実験試料と水を84日間自由摂取させた。ヒラメ筋の筋線維断面積および腓腹筋のmRNA発現量を比較した。
2.実験試料
高脂肪食にパラミロンEOD-1が5%になるように添加し、対照食品には5%のセルロースを添加した。
3.結果
・腓腹筋の筋萎縮関連遺伝子(NLRP3、MuRF1、MAFbx-1/Atrogin-1)の発現量が、パラミロンEOD-1群は対照群と比較して有意に低値を示した(図1)。
・ヒラメ筋の筋線維断面積が、パラミロンEOD-1群は対照群と比較して、有意に高値を示した(図2、3)。

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