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アストンマーティン 新型Vantage GT3 ル・マン24時間デビュー戦にて20回目のクラス優勝を目指す

Digital PR Platform / 2024年6月12日 11時14分

今世紀に入り、アストンマーティンは再び真の偉大なGTマニュファクチャラーのひとつとして台頭しています。2006年にレースに復帰してGT1クラスの表彰台を獲得すると、2007年にはダレン・ターナー、リカルド・リデル、デビッド・ブラバムが、強大なパワーを誇るV12を搭載したDBR9でコルベットを抑えて圧勝しました。アストンマーティンは、翌年も再び優勝を手にします。

2012年にWEC時代が幕を開けると、アストンマーティンはVantageで5回のクラス優勝を勝ち取ります。まずは2014年にV8 Vantage GTEでニッキ・ティーム、クリスティアン・ポウルセン、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンというデンマーク組でGTE Amクラス優勝を達成し、次に2017年にジョニー・アダム(英国)が最終ラップでライバルのコルベットを華麗に追い抜いて、チームメイトのターナー(15回の出走。3回の優勝、とアストンマーティンの中でル・マンで最も成功を収めたドライバー)、ダニエル・セラ(ブラジル)と共に劇的なGTE Pro優勝を勝ち取りました。

Vantage GTEがル・マンにデビューしたのは2018年で、2020年に鮮やかなダブルクラス優勝を飾りました。アレックス・リン(英国)、マキシム・マルタン(ベルギー)、ハリー・ティンクネル(英国)は従来の日曜朝のブレーキ交換のためのピットインを行わない戦略でフェラーリに対し大勝を収め、もう一方のTF Sportはサリ・ヨルック(トルコ)、アダム、イーストウッドがGTE Amを制しました。TF Sportは世界選手権タイトルを獲得した2022年にも、ベン・キーティング(米国)、エンリケ・シャヴェス(ポルトガル)、ソーレンセン組が優勝しています。

アストンマーティンの53回目の出場でもあった昨年の100周年大会での表彰台獲得と同時にル・マンにおけるGTE時代は幕を閉じ、新しいLMGT3カテゴリーの夜明けへとファンを導いていきました。Vantage GT3は、ル・マンで競ってきた28台のアストンマーティンのシャシーとエンジンの集大成です。アストンマーティンにこれほどまで数多くの成功をもたらし、アストンマーティンのDNAがレースの本質そのものから作り出されていることを揺るぎなく証明し続けたサーキットは、ル・マンをおいてほかにはありません。

耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは次のように述べています。「ル・マン24時間レースは、モータースポーツの中でも最もアイコニックなレースのひとつであり、アストンマーティンのレースの歴史と切り離せない関係にあるのも当然なことです。2025年にハイパーカーのValkyrie AMR-LMHでトップクラスへの復帰の準備を進めていく一方で、今年は2つの素晴らしいパートナーチーム、D’station RacingとHeart of Racingが新型Vantage GT3をル・マンにデビューさせてくれます。これ自体が極めて重大な出来事です。今回はアストンマーティンのル・マン出場54回目の大会になりますが、これまでを通して学んだのは、純粋なスピード勝負だけではこのレースを制することはできないということです。パフォーマンスも粘り強い技術力も必要ですし、不屈の精神も少なからず求められます。この名高いレースで20回目のクラス優勝を目指して戦う中で、アストンマーティンはこのすべてを発揮できるよう、力を尽くしていきます。」

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