CPGCとBASF、船上CO2回収システムの実船適用に関する枠組み協定を締結
Digital PR Platform / 2024年6月17日 13時30分
CPGC、BASFのガス精製技術OASE® による船上CO2回収システムの実船適用に採用
システムプロトタイプの性能試験結果が船級協会により承認
CPGCとBASFは共同で船上CO2回収システムの商業化実現
造船大手、中国船舶集団傘下の中船動力(CSSC Power (Group) Co., Ltd.以下「CPGC」)は、BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のOASE® (オーエイス®)blue技術を活用して、複数の液化天然ガス(LNG)運搬船に先進的な船上CO2回収システム(OCCS)を導入します。2024年の上海国際カーボンニュートラル博覧会(CNE)において、両社は「船上CO2回収システムの実船適用に関する枠組み協定」を締結しました。CPGCのOCCSは、海運業界の低炭素化と持続可能な発展を目指します。OASE® blueは燃焼排ガスからCO2を回収するBASFのガス精製技術であり、省エネルギー、低溶剤損失、柔軟な運転条件を特徴とします。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2738/89893/525_300_20240613164422666aa3564548a.jpg
CPGCとBASF、船上CO2回収システムの実船適用に関する枠組み協定を締結
今回の実船適用は、2023年のCNEで両社が締結した覚書に続く重要な一歩です。現在、CPGCとBASFは、異なる種類の船舶に対する商業化を実現するため、実船条件に基づいたOCCSユニットの詳細設計を最適化しています。過去1年間、両社がシステムプロトタイプの技術性能試験を実施した結果は、アメリカ船級協会(ABS)、フランス船級協会(BV)、日本海事協会(NK)などの船級協会によって承認されました。
CPGCの環境保護事業部のゼネラルマネージャーChen Haifeng(チェン・ハイファン)は次のように述べています。
「グローバルなCO2削減目標と海運業の低炭素化のメガトレンドに導かれ、中国船舶集団の子会社であるCPGCは、先見的ビジョンで海運業の低炭素化を積極的に推進しています。私たちはBASFと密接に協力し、海運業界の温室効果ガス排出問題に取り組み、低炭素海運の明るい未来を築きます。CPGCは今後も低炭素海運技術の革新と進展を推進し、すべての船舶が青い地球を守る力となるよう努力します。」
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