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JR東海、AIによる効率的な次世代高速鉄道サービス運営に向けて山梨リニア実験線でAWSの活用を開始

Digital PR Platform / 2024年6月21日 10時34分

JR東海、AIによる効率的な次世代高速鉄道サービス運営に向けて山梨リニア実験線でAWSの活用を開始

機械学習とIoT技術を活用し、送電設備の予知保全やリアルタイムでの状態監視保全を実施
今後は生成AIを活用し、さらに保全業務の効率化を加速


Amazon.com, Inc.(NASDAQ: AMZN)の関連会社である Amazon Web Services, Inc.(以下、AWS)は本日、東海道新幹線で年間1億7,000万人もの人々を運ぶ東海旅客鉄道株式会社(JR東海)が、次世代のリニア中央新幹線のデータドリブンな運営に向けて、新たに山梨リニア実験線でAWSの活用を開始したと発表しました。リニア中央新幹線は、超電導リニアにより、時速500キロで、東京・名古屋間を最速 40 分、東京・大阪間を最速67分で結ぶ次世代の高速鉄道サービスです。大規模災害等のリスクへの備えとして、今年で60周年を迎える東海道新幹線に続く、大動脈のバイパスとして建設が進められています。モノのインターネット(IoT)、機械学習、生成AIなどのAWS のサービスを山梨リニア実験線で活用して、保全業務の効率化・省人化を進めることで、業務改革ならびにコスト削減を推進するとともに、データと最先端テクノロジーを活用したリニア中央新幹線のデータドリブンな設備保全を目指すとのことです。

東海旅客鉄道株式会社 専務執行役員 中央新幹線推進本部 リニア開発本部長 寺井 元昭氏は、次のように述べています。「JR東海では、革新的な交通ソリューションを乗客に提供することに全力を注いでいます。リニア中央新幹線は東京と大阪間の移動に革命をもたらすだけでなく、データドリブンな運営を志向し、効率性と安全性の新しい世界標準を確立します。山梨リニア実験線においてAWSを活用したイノベーションの加速により、新たな高速鉄道の未来を実現します」



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2480/90172/500_332_202406191859476672ac1379485.png


リニア中央新幹線

超電導リニアは、運転士が乗車して列車の速度を制御する方式ではなく、地上から列車を遠隔制御する高精度・高信頼の「自動運転システム」が採用されています。運行に関わる車両と地上設備の全情報がデータ化され、既に運行システムなどの多くのシステムが連携しています。車両と地上設備のリアルタイムでの状態監視と機械学習を活用した状態監視保全や予知保全を実現し、高い安全性と快適性を兼ね備え、効率的で省人化された次世代高速鉄道サービスの実現が進められます。

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