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日本製鉄 チタン厚板で環境ラベルプログラム「SuMPO EPD(旧エコリーフ)」認証を取得

Digital PR Platform / 2024年6月24日 11時5分

日本製鉄 チタン厚板で環境ラベルプログラム「SuMPO EPD(旧エコリーフ)」認証を取得

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、カーボンニュートラルを推進するお客様のニーズに応えるため、チタン製品において一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)のSuMPO 環境ラベルプログラムに基づく「SuMPO EPD」※1(旧名称:エコリーフ)の認証を新たにチタン厚板にて2 件取得しました。


 [画像1]https://digitalpr.jp/simg/84/90382/300_116_202406240925336678bcfd3ab4a.jpg


日本製鉄のチタン製品は、「軽い」「強い」「錆びない」等の優れた特性から、航空宇宙・船舶・化学・電力等の分野で適用が始まり、自動車・建築・土木・医療・民生品にまで需要が拡がっています。特に建築分野においては当社およびパートナー会社の技術の融合により、優美性を発揮した意匠性チタン「TranTixxii®」(トランティクシー)をブランド化しています。
今回のSuMPO EPD 認証は、標準のチタン厚板とTranTixxii®-Eco のチタン厚板の2 種類が対象です。TranTixxii-Eco はチタンインゴットの原料としてチタンスクラップを50%以上添加することにより、省CO2・省資源を実現した環境配慮型の素材です。通常、チタンインゴットの原料には主としてバージン原料であるスポンジチタンを使用しますが、TranTixxii-Eco では原料の50%以上をスクラップリサイクルに置き換える事で、製錬工程におけるCO2 発生量を大幅に削減します。
また、TranTixxii-Eco は2022 年11 月1 日付で公表したNSCarbolex® Solution※2 の一翼を担っています。例えばお客様が建物の屋根・壁を軽くて錆びないチタンで製造することにより、建築施工時やメンテナンス時のCO2 排出量の削減が可能となる等、カーボンニュートラル社会の実現に向けた価値提供につながると考えます。

SuMPO EPD は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示するEPD 認証制度の一つです。お客様はこれにより、チタン厚板製品のライフサイクルでの環境負荷を客観的に評価することが可能となり、今後注目される公共調達物品におけるCO2 排出量表示への動き等への対応も容易となります。さらに、NSCarbolex Solution の活用と合わせてサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けた取り組みをより一層強化することができます。

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