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【産学共同】安全管理に関するガイドラインへの対策と医療機関が抱えるITの課題に向け、順天堂医院とタッグを組んだ検証を実施!- ネットワーク全体の堅牢性を高める「AMF Plus」の有効性を確認 -

Digital PR Platform / 2024年7月5日 11時10分

■ 検証内容と結果
実証実験は順天堂医院から提供された特定フロアで検証用機器を利用し、以下の内容を実施しました。
① 端末検出機能の有効化と自動検出
AMF Plusの端末検出機能を有効化し、接続されている管理端末、および管理外端末も含めた最大150台の機器の自動検出を約30秒で実現できることを確認。
② デジタル資産管理台帳をエージェントレスで自動生成
自動検出した機器の資産管理として、デジタル台帳の自動生成と日々の更新がエージェントレスで実現可能なことを確認。
③ 資産管理台帳とセキュリティポリシーの連動
院内のネットワークおよびシステムを未認証・誤接続端末から守る手法として、自動生成されたデジタル資産管理台帳を活用したセキュリティポリシーの連動・設定を確認。なお、未確認状態の端末をGUI上で接続を許可または拒否できることを確認。
④ リアルタイム監視とステータス表示
GUI上から選択できるダッシュボードにおいて機器のリアルタイムな状態監視や過去に遡ってステータスが表示できることを確認。また、過去に遡った場合に設定前後の差分が明確化されることも確認。
⑤ ITインフラ全体の俯瞰的な監視
アライドテレシスの機器だけでなく、SNMP対応のサーバーやストレージ、IT機器、医療機器も含めた自動検出と俯瞰的な監視が可能であることを確認。

この検証により、院内ネットワーク全体の品質の定期的な管理やセキュリティの強化、その手法と監視体制を確立できることを確認し、厚労省ガイドライン第6.0版が示す「セキュリティ対策」や「システム運用」「情報管理」に有用であることを確認しました。

【産学共同検証に携わった方々からのお声】
藤林 和俊准教授(革新的医療技術開発研究センター)
通常目に見えないものですので、それが視覚化されることがこれほど便利なものなのかと感じました。ある程度スクリーニングができることは大事で、全ての端末を同じ人が監視するのは物理的に難しいので、優先度が付けられるような形で運用側に情報がフィードバックされるAMF Plusの仕組みはよく考えられていると思いました。
私たちの研究は基本的にネットワークを利用した管理方法が共通していますので、親和性があると思います。これからの共同研究を通じて、どう連携していくかの具体的な計画を固めていく予定です。現在はWi-Fiを使った資産管理の実験を進めていると聞いており、その結果AMF Plusの情報もより充実すると思いますので、管理者の負担を軽減するために、優先順位を機械学習で見極める必要がありますし、自動化する必要もあるでしょう。そうした取り組みの進展を大いに期待しています。

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