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【名城大学・北海道大学】インプラント周囲炎に対する光応答性ナノ複合体を開発~インプラント周囲炎の新しい治療法への応用に期待~

Digital PR Platform / 2024年6月26日 20時5分


【論文情報】
<論文名> Near-infrared Light-boosted Antimicrobial Activity of Minocycline/Hyaluronan/Carbon
Nanohorn Composite toward Peri-implantitis Treatments(インプラント周囲炎に対する近赤外光応答性ミノサイクリン/ヒアルロン酸/炭素ナノホーン複合体の開発)
<著者名> 小西大輔(1)、平田恵理(2)、高野勇太(3)、前田由佳利(2)、牛島夏未(2)、湯田坂雅子(4,5)、横山敦郎(2)
[(1)北海道大学大学院歯学院、(2)北海道大学大学院歯学研究院、(3)北海道大学電子科学研究所、(4)名城大学大学院理工学研究科、(5)産業技術総合研究所ナノ材料研究部門]
<雑誌名> Nanoscale(ナノ材料の専門誌)
<DOI> 10.1039/D4NR01036A
<公表日> 2024年6月14日(金)(オンライン公開)


【お問い合わせ先】
北海道大学大学院歯学研究院 助教 平田恵理(ひらたえり)
TEL 011-706-4270  メール erieri@den.hokudai.ac.jp
URL https://www.den.hokudai.ac.jp/hotetsu1/ken6.html


【配信元】
・北海道大学社会共創部広報課(〒060-0808 札幌市北区北8条西5丁目)
 TEL 011-706-2610  FAX 011-706-2092  メール jp-press@general.hokudai.ac.jp

・名城大学渉外部広報課(〒468-8502 名古屋市天白区塩釜口1丁目501番地)
 TEL 052-838-2006  FAX 052-833-9494  メール koho@ccml.meijo-u.ac.jp


【用語解説】
*1 歯科インプラント ... 欠損した歯の代わりに人工歯根を外科的に顎の骨に埋め込み、人工の歯を支えるもの。周囲の骨と直接結合することにより、強固な土台となる。
*2 インプラント周囲炎 ... インプラント周囲組織(骨、粘膜)に生じた炎症。細菌感染が原因となることが多く、進行するとインプラント体と周囲骨組織との骨結合が喪失してインプラント体の脱落を引き起こす。
*3 カーボンナノホーン(CNH) ... 飯島澄男博士らのグループが1998年に発見したカーボンナノチューブの一種。直径は2~5nm、長さ40~50nmで不規則な形状を持つ。数千本が寄り集まって直径100nm程度の球形集合体を形成している。金属触媒を用いることなく合成されるため生体適合性が高いことが報告されている。
*4 光線力学効果 ... 光エネルギーを吸収した物質が熱や活性酸素種を発生し、周囲環境に作用する現象。
*5 近赤外光 ... 可視光線より長い波長の光で、生体に対する透過性が高いことが知られている。
*6 バイオフィルム ... 細菌が作り出す、細菌と食渣などの集合体のこと。インプラント表面に形成されるとインプラント周囲炎の原因となる。
*7 A.a菌 ... Aggregatibacter actinomycetemcomitans. 歯周病やインプラント周囲炎の主要な原因菌の一つとされる。

▼本件に関する問い合わせ先
名城大学渉外部広報課
住所:愛知県名古屋市天白区塩釜口1-501
TEL:052-838-2006
FAX:052-833-9494
メール:koho@ccml.meijo-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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