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温室栽培の誘引ひも向け生分解性ポリマー

Digital PR Platform / 2024年6月28日 14時0分

温室栽培の誘引ひも向け生分解性ポリマー

温室栽培の誘引ひも向け生分解性ポリマー

工業用堆肥化可能(生分解性)なecovio® T 2206は、温室で果物や野菜を育てる際の誘引ひもに最適な素材
生分解性のecovio®は、使用後の誘引ひもを有機リサイクルで処理可能に



BASF (本社:ドイツルートヴィッヒスハーフェン)は、持続可能な食料生産のための製品を拡充し、生分解性ポリマー「ecovio®」を、商業用温室で一年草の果物や野菜を栽培するための黒い誘引ひもの製造にも使用できるようにしました。

ecovio® T 2206はEN13432に基づき、工業用堆肥化可能(生分解性)であることが認証されています。これにより、ひもを収穫後の植物の残渣(ざんさ)と共に収集し、地域の規制に応じて工業用堆肥施設で生分解処理することが可能です。このような処理方法により、有機廃棄物中に混入して残り続けるマイクロプラスチックを削減できることに加えて、より多くの有機廃棄物を堆肥に変えて有効活用することができます。ecovio®は、有機リサイクルを促進し、循環型経済を実現します。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2738/90633/600_433_20240627084304667ca78813561.jpg

温室栽培の誘引ひも向け生分解性ポリマー


ecovio® T 2206で作られたひもは、ヨーロッパ、南アメリカ、アジア、カナダなどのさまざまな気候の温室で、トマトやキュウリなどのつる性植物を上方に成長させるのに役立ちます。テストでは、作物サイクルの終わりまでひもの優れた性能が確認されています。収穫後、農家はひもを植物から切り離す労力をかけずに、簡単に収集して堆肥化することができます。生分解性のひもは、農家だけでなく製造業者にも利益をもたらします。ecovio® T 2206は、標準的なポリプロピレン(PP)機械でひもを製造することができます。


他にもある農業用途向けBASFの生分解性ポリマー

BASFの持続可能な農業および食品生産向け生分解性ポリマーのポートフォリオには、認証済みの土壌生分解性グレードのecovio® M 2351(EN 17033準拠)も含まれます。これは、農業や園芸で収量を増やし、収穫を早め、水と除草剤を節約するためのマルチフィルム用に特別に開発されています。ecovio® M 2351で作られたマルチフィルムは、土壌中の自然に存在する微生物(バクテリアや菌類)によって完全に生物分解されます。農家は収穫後に、ecovio® M 2351で作られたマルチフィルムを地面に漉き込むだけで土に戻すことができます。これにより、時間と費用を節約し、従来の非生分解性ポリエチレン(PE)で作られたマルチフィルムを使用した場合に発生する農業土壌中の残留マイクロプラスチックを削減することができます。

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