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LPG燃料推進LPG/アンモニア運搬船「GAS AMETHYST」の引き渡し

Digital PR Platform / 2024年6月28日 11時0分

LPG燃料推進LPG/アンモニア運搬船「GAS AMETHYST」の引き渡し



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2716/90694/500_326_20240627181747667d2e3bbe3bf.jpg


LPG燃料推進LPG/アンモニア運搬船「GAS AMETHYST」

川崎重工は、86,700m3型LPG(液化石油ガス)燃料推進LPG/アンモニア運搬船「GAS AMETHYST」(当社第1760番船)を引き渡しました。

本船は、従来の84,000m3型LPG運搬船から積み荷容量を拡大し、アンモニアの運搬も可能にした当社の最新船型となるLPG燃料推進86,700 m3型LPG/アンモニア運搬船の第5番船となります。当社が引き渡したLPG燃料推進機関を採用した船としては12隻目、LPG運搬船全体としては75隻目となります。

今回引き渡したLPG/アンモニア運搬船は、低炭素なエネルギーとして既に活用されているLPGと、脱炭素社会の新たな燃料として将来的に活用が期待されるアンモニアを運搬可能で、混載して同時に運搬することもできます。また、世界の主要LPGターミナルに入港できるよう全長や幅などの船体主要目を従来船型から大きく変えることなく、カーゴタンクの容積を増量しました。
さらに、本船には主機からプロペラにつながる軸に軸発電機を搭載しており、主機出力から船内電力を賄うことができます。軸発電機の稼働により通常航海中はディーゼル発電機を停止させ、少量のパイロット燃料を除き、完全LPG燃料航行が可能となり、より環境に配慮した船となっています。

全世界的に強化されつつある環境規制ならびにSDGsに代表される具体的な行動計画を踏まえ、当社は今後も、LPG燃料推進LPG運搬船、LPG/アンモニア運搬船をはじめとする環境規制に対応した各種商船や、次世代エネルギーとして注目されている液化水素運搬船など、地球環境にやさしい船舶技術を開発・提供し、低炭素・脱炭素社会の実現に貢献していきます。

<主要目>
[画像2]https://digitalpr.jp/table_img/2716/90694/90694_web_1.png

<特 長>
1)主機関には、当社製の舶用電子制御式液化石油ガスインジェクションディーゼル機関(ME-LGIPエンジン)「川崎-MAN B&W 6G60ME-C10.5-LGIP」を採用しています。LPGを燃料とすることで、従来の燃料油使用時に比べ、排気ガス中のSOx(硫黄酸化物)、CO2排出量を大幅に削減でき、SOx規制※1およびEEDIフェーズ3※2に適応しています。

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