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若手アーティストの成長支援と日本橋に新たな賑わいを創出する期間限定プロジェクト「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」2025年1月26日(日)まで期間延長が決定

Digital PR Platform / 2024年7月12日 11時0分


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▲(画像左)制作の様子、(画像中央)キッズワークショップの様子、(画像右)成果展の様子




■第2期参加アーティスト金子未弥氏からのコメント


[画像5]https://digitalpr.jp/simg/1579/91373/250_239_20240709172958668cf50686e63.jpg

2期目の作家として滞在が始まった4月の初め、例年に比べると遅れて見頃を迎えた桜が満開になり、日本橋の街は新しい年度を迎えた空気に包まれているようでした。私は人々が行き交う華やかな雰囲気を眺めながら、室町162ビルのガラスの内側で「コスモスが咲いたら花束を作って誰か知らない人に渡してください」と書かれた木版のポスターを刷っては、吹き抜けの壁面に掲示し、通りを歩く人々に配布する公開制作を行っていました。
ポスターを持っていったどこかの新入社員の女性は、4月に東京に来たばかりで6月には配属が決まってどこかに異動することになるだろうと話してくれました。彼女が持っていったポスターは、もしかしたらもう東京にはないのかもしれません。私が日本橋を去る1週間ほど前に、たまたま彼女が室町162ビルの前を通ったのでお互いに手を振り合いました。
また、かつてこのビルが証券会社だった時に定年まで働いていた男性が偶然室町162ビルを訪れて、私が刷っていたポスターの言葉から、定年の日にビルのエントランスで花束をもらった話をしてくれたことを思い出しました。
このようにどこに行ったのかわからないものも含めて、およそ100枚ほどのポスターに書かれた言葉は風に舞うかのように、人々の手に渡って行きました。それはいつも偶然の連続ですが、人々が行き交う華やかな日本橋の場所性を象徴しているかのような気がしてならないのです。
ポスターを見た人同士がいつか再び日本橋ですれ違ったら、また新しい偶然が生まれるのかもしれない、それが日本橋に作品が根付いた瞬間なのかもしれません。


■日本橋エリア 仮囲い装飾プロジェクトへの発展
三井不動産が事業主として推進する「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」における新築工事用仮囲いにて、エリアの回遊や賑わいを創出する装飾プロジェクトに、TOKYO MIDTOWN AWARDを受賞したアーティストの作品を掲出します。

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