ボッシュ、ジョンソンコントロールズと日立から住宅および小規模商業施設向けHVAC事業を取得
Digital PR Platform / 2024年7月23日 17時38分
地球温暖化の緩和および代替エネルギーへの移行に向けた革新的かつエネルギー効率に優れたソリューション
HVACソリューション分野における技術および市場状況の変化は、地球温暖化の緩和や代替エネルギーへの移行に向けた、革新的かつエネルギー効率に優れたソリューションを提供できる大きなチャンスをもたらしています。暖房技術は、石油や天然ガスといった化石燃料から、ヒートポンプやヒートポンプハイブリッドソリューションに移行しつつあります。同時に、欧州のみならず世界中で、空調技術の重要性が高まっています。エネルギー・ビルディングテクノロジー事業セクターを担当し、ボッシュ・ホームコンフォート・グループ、さらに新規部門統合の責任者を務めるロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーのフランク・マイヤーは、次のように述べています。「ボッシュの目標は、エネルギーおよびビルディングテクノロジー向けの革新的な成長市場の形成において積極的な役割を果たし、グローバルリーダーとしての地位を確立することです。今回の買収は、特に空調分野での地位の向上につながります。また、ヒートポンプ事業のグローバル展開が可能となり、スケールメリットも得られます。私たちは共にボッシュのテクノロジーと製品を活用し、地球温暖化の観点から、エネルギー効率および多くの人々の生活の質の向上に、より大きく貢献することができるでしょう。それこそが真の『Invented for life』です」
補完的ポートフォリオ、定評あるブランド、強力なチーム
ボッシュは買収する事業と自社のホームコンフォート・グループの統合を計画しています。ボッシュ・ホームコンフォート・グループは現在、14,600名の従業員を擁し、2023年度は約50億ユーロの売上を計上しています。ホームコンフォートは、主要セグメントである暖房市場、ヒートポンプ市場、ヒートポンプおよびピーク負荷対応用の化石燃料ボイラーで構成されるヒートポンプハイブリッドソリューション市場において、確固たる地位を占めています。買収に伴い、従業員数は26,000名以上となり、スケールメリットが期待されるとともに、暖房と冷房の補完的ポートフォリオからも、かなりの恩恵が得られる見込みです。ボッシュ・ホームコンフォート・グループの社長、ヤン・ブロックマンは次のように述べています。 「欧州での暖房技術の成功により、私たちにはすでに強力なチームと盤石な基盤があります。今こそが、グローバル市場でのプレゼンス向上への大胆な一歩を踏み出す時です。特に、空調ソリューションへの需要が急速に高まっています」。ボッシュは、たとえば米国では2030年までに約50%、欧州でも2030年までに約30%と大きな成長が見込まれるものと予測しています。「私たちはともに、確立された強力なブランドを展開することが可能となります。新しい仲間と、その革新力やアイデアとともに、ボッシュ・ホームコンフォート・グループの未来を形作ることを楽しみにしています」と、ブロックマンは付け加えました。
この記事に関連するニュース
-
【ダイキン】米コープランド社とダイキンが合弁会社を設立 インバータ・スイングロータリー圧縮機を米国に展開
@Press / 2024年11月26日 14時0分
-
三菱重工サーマルシステムズ、愛三工業の安城新工場向けに帯水層蓄熱システムを受注
PR TIMES / 2024年11月25日 13時45分
-
ジョンソンコントロールズ、OpenBlueデジタルエコシステムのAI機能を拡張
Digital PR Platform / 2024年11月14日 17時12分
-
Lin-gang Exhibition Areaが新たな質の高い生産力に注力し、CIIEに2回目の参加
共同通信PRワイヤー / 2024年11月7日 15時46分
-
【ダイキン】COP29で環境省、国土交通省が主催するセミナーに登壇
@Press / 2024年11月5日 14時0分
ランキング
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください