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【ニュースレター】活発化するクラウドネイティブ開発のアーキテクチャ解説と導入事例紹介

Digital PR Platform / 2024年7月16日 13時0分

マイクロサービス
複数の独立した小規模なサービスを組み合わせて、一つのアプリケーションを構築するためのアーキテクチャです。アプリケーションのスケーリングを容易にし、開発期間を短縮できるため、イノベーションの実現と新機能の市場投入の加速に効果的と言われています。

宣言型API
サービスがどのような状態にあるべきかを宣言するAPIです。例えば、コンテナ数を制御する場合、従来の命令型APIではコンテナ数の調整をその都度実行する必要がありました。それに対して、宣言型APIを利用してコンテナ数を維持するように宣言することで、自立的なコンテナ数の増減が可能となり、結果としてアプリケーションの柔軟性が高まり、サービス運用の複雑さも軽減されてシステムがシンプルになります。

コンテナ
アプリケーションを実行するための依存関係をコンテナイメージとしてパッケージ化し、任意の場所で実行されるコンテナランタイムによりコンテナとして実行するテクノロジーです。コンテナを利用することで、アプリケーションが可搬性を得るため、開発環境や本番環境など様々な環境で一貫性のある形でアプリケーションを実行することができます。また、起動時間の短縮、リソースの使用率の向上、アプリケーションのライフサイクル管理の改善も期待できます。

サービスメッシュ
分散コンピューティング向けのサービスマネージャの一種で、マイクロサービスなどのサーバー側アプリケーションを構成する小さなコンポーネント群が互いに動的にリンクされ、1つのアプリケーションとして機能できるようになります。サービスメッシュが提供する代表的な利点として、分散システムのセキュリティ、オブザーバビリティ、トラフィック制御の向上があげられます。

クラウドネイティブな開発により、保守性の高い基盤構築や迅速なサービス提供を可能に
 クラウドネイティブな開発により、保守性の高い基盤の構築やプロセスを自動化し迅速なサービス提供を可能にした事例をご紹介します。

事例1:ブロックチェーンシステムのクラウド基盤の開発支援(金融企業)
ブロックチェーンは、データの改ざんなどが難しく、安全性も高いという特長がある一方で、分散型のため従来のシステムと比べるとデータ処理に時間がかかるというデメリットがあります。日々変化する状況に対応するためには、迅速なサービスの提供が求められるため、それを実現するために既存のシステムの一部をクラウドに移行する支援をおこないました。アプリケーションの実行基盤としてKubernetesをコンテナオーケストレーターとして構築し、Lambdaでサーバーレス基盤を構築して基盤系の運用作業の効率化を図りました。結果、基盤障害からの回復やリソース使用状況に応じた柔軟なスケーリングを実現しました。

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