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DoubleVerify、2024年3月発生の50万台以上のデバイスを偽装した大規模な音声広告詐欺スキームを発見

Digital PR Platform / 2024年7月19日 9時0分

DoubleVerify、2024年3月発生の50万台以上のデバイスを偽装した大規模な音声広告詐欺スキームを発見

DoubleVerifyのフラウドラボが確認した初のスマートオーディオスピーカー成りすまし



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ニューヨーク、2024年5月7日 - デジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerify(本社:ニューヨーク、CEO:Mark Zagorski、以下DV)は本日、最新の音声被害スキームである「FM Scam(FM詐欺)」を発見したことを発表しました。このスキームは、新しいデジタル広告詐欺の検出と分析を継続的に実施するDV独自の研究機関であるフラウドラボ(Fraud Lab)が、AIを活用し、テクノロジーと人間による検証を独自に組み合わせることで発見し、このスキームによる被害を軽減させました。

FM Scamは、音声広告市場を標的とした世界で2番目の規模となるスキームです。オーディオ(音声)トラフィックを対象とした最初の大規模な無効なトラフィック(IVT)スキームであるBeatStingからDVフラウドラボが広告主を保護した直後に出現しました。両スキームのピーク時には、無防備な広告主に対して合計で毎月100万米ドルを超える損害を与えました。

今回検出された詐欺スキームは、専用サーバーを使ったオーディオ(音声)トラフィックの偽装に加え、音声コンテンツの再生に通常使用される各種デバイスにも成りすましていました。この手口により、不正なトラフィックを正規のトラフィックに紛れ込ませ、検知を免れていました。DVの推定では、この詐欺行為は、携帯電話、タブレット、コネクテッドTV(CTV)、オーディオ(音声)プレーヤー、スマートウォッチを対象としていましたが、今回初めて対象となったスマートスピーカーまでを含む50万台以上のデバイスに成りすましていました。

この詐欺行為では、無効なトラフィック(IVT)をサプライサイドプラットフォーム(SSP)、エクスチェンジ、アドネットワークを通じてオークションにかけます。DVの分析によると、FM Scamは毎月最大1億件の広告リクエストを生成しています。広告主を欺くだけでなく、合法的なオーディオ(音声)チャネルから資金を吸い上げることで、質の高いオーディオ(音声)コンテンツの販売事業者の収益にも影響を与えるものです。

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