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【東芝インフラシステムズ】オキシデーションディッチ法(OD法)の下水処理施設向け前処理装置 「Habuki(TM)」を発売

Digital PR Platform / 2024年7月22日 11時1分

 「Habuki(TM)」の製品化にあたり、当社は地方共同法人「日本下水道事業団」との共同研究を行ってきました。令和4年4月~令和5年12月にかけて、栃木県さくら市氏家水処理センターで実規模の実証試験を行いました。実証を踏まえ、「Habuki(TM)」の省エネ性能と処理能力増強が確認できたため、この度製品化にいたりました。

 なお、当社は7月30日~8月2日に東京ビッグサイトにて開催される下水道分野における国内最大の展示会「下水道展’24東京」の東芝グループブースにて「Habuki(TM)」を紹介します。
 
 当社は、長年培ってきた水処理技術・ソリューション技術と豊富な経験に基づき、今後も地球規模の課題であるカーボンニュートラル、インフラレジリエンスに貢献していきます。

注1 無終端水路を反応タンクとして活性汚泥による処理を行い、最終沈殿池で汚泥と処理水を分離する方法。
注2 国内の下水処理施設向けとして初めて。当社調べ。
注3 Habuki™出口水の溶解性BOD(Biochemical Oxygen Demand)と溶解性T-N(Total Nitrogen)を測定した場合の見かけ低減率。BODは、生物化学的酸素要求量で、生物が水中にある有機物を分解するのに必要とする酸素の量(mg/l)を表しています。T-Nは、全窒素で、水中にある窒素化合物の総量(mg/l)を表しています。


「Habuki(TM)」導入時の下水処理フローイメージ図


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1398/91885/500_185_202407181609116698bf97224d1.jpg


「Habuki(TM)」の主な特長

1.短時間で反応タンクへの流入負荷を低減


[画像3]https://digitalpr.jp/simg/1398/91885/400_196_202407181609136698bf99d4458.png


 「Habuki(TM)」は1分間あたり3~8回転と低速で回転し、15分程度のHRT(水理学的滞留時間)で下水中のBODを70%、T-Nを25%低減することが可能です(注3。そのため、反応タンクへ流入する負荷を低減でき、曝気に係る電気代の削減が可能となります。

2.大量の微生物で高負荷運転を実現し、反応タンクの系列数を削減


[画像4]https://digitalpr.jp/simg/1398/91885/400_90_202407181609156698bf9baf92c.png

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