実は、菌ってうつるんです!ドアノブを介して腸内環境が変化!?
Digital PR Platform / 2024年7月23日 11時0分
善玉菌+水溶性食物繊維+代謝産物の「短鎖脂肪酸」で、大崩れしない腸内環境を 監修:大野 博司 先生
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旅行先や寮生活などの生活環境が変化した時に、おなかの調子を崩した、もしくは変わったなと感じた経験はありませんか?実はこれ、腸内細菌が関係しているかもしれません。
理化学研究所 生命医科学研究センター 粘膜システム研究チーム チームリーダーである、大野 博司先生曰く「腸内細菌はヒトにうつる」ということがあるそうです。
「菌がうつる」という代表的な事例をいくつかご紹介いたします。
①赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるときは無菌の状態ですが、生まれる際、産道を通る中で母親の菌に触れて出てきます。そのため、赤ちゃんは母親と共通の腸内細菌であることが多いそうです。
②子どもと両親が一緒のお風呂に入る家族の方が、別々に入浴する家族よりも共通の腸内細菌が多いという報告があります。
③寮生活で同じ部屋に暮らすようになったことで、ドアノブなどの共有物を介して菌がうつり、ルームメイトたちの腸内環境が似てきたという報告もあります。
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腸には約1,000種40兆個以上もの腸内細菌が生息し、健康維持に重要な役目を果たしています。ただ、どんなに気を付けていても、食べる食事で腸内環境は変化しますし、生活環境が変わることで菌はうつり変わっていきます。ちょっとした生活の変化で変わってしまうからこそ、日頃から大崩れしない腸内環境をつくることが大切です。そのために心掛けたいのが、日々の「腸活」です。
「腸内に定着し分裂を繰り返す腸内細菌がある一方、定着できない菌は通過していくだけなので、2~3日で腸からいなくなります。そこで『ビフィズス菌』や『乳酸菌』などの有用な菌、そしてそれらのエサとなる水溶性食物繊維を毎日継続して摂取し、善玉菌が優位な腸内環境を保ってあげることが重要です。そうすることで、体にいい働きをしてくれるとされている『短鎖脂肪酸』をこれらの菌が産生し続けてくれます」(大野 博司 先生)。
大切な「腸活」のポイント、そして腸内にいる「菌」の働きについてまとめました。
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