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興部町・オホーツク中央森林組合・公益財団法人イオン環境財団 森林保全活動等に関する協定締結

Digital PR Platform / 2024年7月30日 11時0分

興部町・オホーツク中央森林組合・公益財団法人イオン環境財団 森林保全活動等に関する協定締結

 興部町(町長 硲一寿)ならびにオホーツク中央森林組合(代表理事組合長 野呂田厚司)ならびに公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田元也 イオン株式会社 取締役代表執行役 会長)は、森林保全活動および管理活動等に関する協定(以下、「本協定」)を締結いたします。

 興部町は、オホーツク海沿岸に位置する酪農と漁業が盛んな町です。かつて、オホーツク海の潮風が農業に影響を与えていましたが、1959年(昭和34年)に冷害恒久対策として防風林の造林が開始されました。現在のトドマツ防風林は植樹から64年が経過し、更新時期を迎えています。

 オホーツク中央森林組合は、2003年(平成15年)10月に、紋別市、興部町、西興部町の三つの森林組合の広域合併により発足し、持続可能な森林経営の推進と、地域の森林づくりを担っています。2023年度(令和5年)には、造林事業として植栽を196ヘクタール、下刈を505ヘクタール実施しました。

 イオン環境財団は、1990年(平成2年)の設立以来、自然災害や伐採などで失われた森林の再生、防災林の再生、気候変動課題の解決等を目指し、国内外の地域行政と協力しアジアを中心に世界各地のボランティアの皆さまとともに、植樹を行っています。北海道においては2002年(平成14年)から知床で開発跡地の生態系再生を目的に植樹を開始し、2004年(平成16年)9月の台風18号で被害にあった支笏湖周辺などで植樹を実施しました。

 本協定に基づき、防風林を更新し持続的に保全することを目的に植樹を実施し、興部町宮下地区のトドマツ防風林3ヘクタールを、5年計画で更新する計画です。本年は、300名のボランティアと共に、3,000本の植樹を行う予定です。

 三者は、次代にみどり豊かな自然環境を引き継ぐため、植樹をはじめとする環境活動に積極的に取り組んでまいります。

連携・協力事項
① 協定森林の植樹および管理
② 協定森林の保全
③ 協定森林での環境活動の普及啓発

協定期間
2024年(令和6年)7月30日~2029年(令和11年)3月31日(5年間)

■ご参考
【興部町】
 興部町は土地面積全体の約71%を森林が占めています。森林が持つ機能としては、二酸化炭素を吸収し地球温暖化を抑制する機能や国土保全の重要性が指摘されています。
 森林は流域にとって大事な資源であり保全に対する意識の向上を図るとともに健全な育成を通じ、森林の持つ多面的機能の維持発揮が求められています。
 同町は2013年(平成25年)度にオホーツク振興局管内初のバイオマス産業都市に選出されており、本協定は、同町の「第2期興部町総合戦略2021年3月策定(令和3年)にも役立つものと期待されます。

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