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【東芝インフラシステムズ】業界初、マイクロ波給電技術を適用したデジタルピッキングシステムを開発

Digital PR Platform / 2024年8月8日 10時32分

 今般、多数の表示器を使用するアイオイシステムの「デジタルピッキングシステム」において、アイオイシステムはマイクロ波給電の受電機能を搭載した表示器を製作し、東芝インフラシステムズは高利得アンテナをメカニカルに制御する給電装置を用い、両社で安価なシステムの構築に成功しました。本システムは、東芝インフラシステムズの独自技術により電池残量が分かるとともに、最適給電アルゴリズムの適用により複数の表示器を効率よく給電することが可能です。両社は、2023年8月に送電機と表示器(受電器)35台を用いた給電実証を実施し、送電機から全表示器に無線電力伝送ができたことを確認し、本技術の有効性を実証しました。

今後の展望

 両社は、本システムの導入により、ダウンタイムの削減と、表示器のメンテナンス(電池交換)レスを進めるとともに、デジタルピッキングシステムのレイアウトフリー化や表示器の増設・移設の自由度の向上に取り組み、物流現場のさらなる効率化を目指します。

 さらに、今後両社は協業先を広げ、東芝インフラシステムズの「送電機」、アイオイシステムの「受電器」に加え、産業機器や電子部材を取り扱う技術商社の株式会社光アルファクス※4 とTOPPANデジタル株式会社の「RF技術」および「送受電管理システム」を組み合わせ、工場やプラント、ビルや商業施設、病院などで使用されている様々なデバイスにマイクロ波給電技術を適用し、「電力=無線」となる未知の可能性に挑戦し続けるとともに、新しい未来の暮らしに貢献してまいります。

■共同開発システムに使用する送電機(東芝インフラシステムズ)および受電器(アイオイシステム)


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1398/93007/400_195_2024080615481566b1c72f9aa05.png


表示器(受電器)、表示器展示イメージ、メカニカル型送電機

    
■「国際物流総合展2024」への出展について(TOPPANグループ)

 TOPPANエッジ株式会社・TOPPANデジタル株式会社・株式会社アイオイ・システムの3社合同で出展する「国際物流総合展2024」では、物流に関する各社のソリューションとTOPPANグループ横断の取組みを紹介します。

名称: 国際物流総合展2024
会期: 2024年9月10日(火)~13日(金)
会場: 東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1~8ホール
(TOPPANグループブース:東7ホール 7-301)

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