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マラリアを媒介する蚊へのネオニコチノイド系殺虫剤の作用機構を解析 有効な殺虫剤の開発による、マラリア・デング熱の感染抑制に期待

Digital PR Platform / 2024年8月6日 20時5分

【用語解説】
※1 ガンビエハマダラカ:マラリア原虫を媒介する蚊の一種で、主にアフリカに生息している。マラリアを媒介する蚊のなかでも、ヒトへの寄生性が強いことが知られている。
※2 ネオニコチノイド系殺虫剤:農業用として開発された合成殺虫剤で、感染症を媒介する蚊の防除への利用も検討されている。本剤は昆虫の興奮性の神経伝達を担うニコチン性アセチルコリン受容体に対して作用する。
※3 ニコチン性アセチルコリン受容体:アセチルコリンを神経伝達物質とする興奮性シナプス伝達において、中心的役割を果たしている。ナトリウムイオン、カリウムイオンおよびカルシウムイオンを選択的に通すイオンチャネルをもち、アセチルコリンが結合するとイオンチャネルを開き、神経の膜電位をプラスの方向に変化させる。
※4 異所発現技術:遺伝子を通常発現している細胞とは異なる細胞で発現させる技術。
※5 サブタイプ:受容体などの分子を、性質によっていくつかの種類に分類したものを示す。

【関連リンク】
農学部 応用生命化学科 教授 松田一彦(マツダカズヒコ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/152-matsuda-kazuhiko.html

農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/

▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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