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日本製鉄 タイG/GJ Steel の設備投資について

Digital PR Platform / 2024年8月14日 11時39分

日本製鉄 タイG/GJ Steel の設備投資について

2024 年8 月9 日
日本製鉄株式会社(以下「当社」)のタイにおける連結子会社であるG Steel Public Company Limited(CEO Bantoon Juicharern、以下「G Steel」)及びG J Steel Public Company Limited(CEO Bantoon
Juicharern、以下「G J Steel」、G Steel とあわせ「G/GJ Steel」)はタイにおいて電炉から熱延製品を生産する一貫ミルです。2022 年3 月の買収完了後、当社はG/GJ Steel の生産、営業、整備、企画、財務等の主要部門に当社から人材を派遣(2024 年8 月時点で23 名)し、事業基盤の再構築に取り組んでまいりました。
この度、G/GJ Steel は品質対応力・コスト競争力の強化のため、約15 億バーツ(約60 億円)の設備投資を決定いたしました。

タイは当社が1963 年から製品加工拠点を設置する等、60 年以上の事業経験を有する当社の海外事業戦略の中で最も重要な戦略市場の一つです。現在、直接・間接含め、30 社のグループ会社を運営、合計約8,000 人の雇用を創出し、タイにおける鉄鋼~最終需要家までの強固なサプライチェイン構築に貢献してきました。タイは製造業やインフラ産業向けに高い鋼材消費を継続し、今後、更なる成長が期待できる有望なマーケットです。今回、G/GJ Steel は、タイ市場の成長ポテンシャルを踏まえ、大規模な設備投資を決定いたしました。具体的には、G Steel でのスキンパス設備新設とスクラップヤード改善、G/GJ Steel のスクラップマネジメント強化投資等により、品質対応力・コスト競争力を強化し、強固な収益体質を早期に構築してまいります。
当社は、G Steel の設備投資のための資金融資(当社のタイ子会社であるNIPPON STEEL (THAILAND) CO., LTD.から実施)を含め、G/GJ Steel の事業基盤強化を引き続き支援してまいります。

G/GJ Steel は、タイ唯一の鉄源・熱延一貫ミルとして、主にタイ国内の建材・鋼管分野への短納期対応による安定供給を続けておりますが、これらに加え、高強度建材、建材リロールメーカー(冷延・メッキ製品)向け原板供給、さらには欧州・近隣諸国への輸出など、新たな市場開拓を積極的に進めているところです。市場開拓に向けて、タイ国の天然資源・環境省傘下にある認証機関Thai Greenhouse Gas Organization よりカーボン排出量の認証を取得し、他認証機関からの環境関連認証取得についても検討中です。両社の持つ低CO2・リサイクル素材としての価値の提供を通じて、タイにおける需要産業の競争力向上、更なる経済発展に貢献するとともに、タイ国政府が目標とするカーボンニュートラル・循環型社会の実現にも貢献してまいります。

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