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【東京医科大学】超音波画像マーカーによる肝臓の炎症、脂肪化、線維化の評価を確立 ~超音波画像マーカーにより低侵襲な肝病態評価が可能~

Digital PR Platform / 2024年8月21日 14時5分

【主な競争的研究資金】
 この研究はキヤノンメディカルシステムズ社の研究費により行われました。

【用語解説】超音波マーカーの説明
Shear wave speed (SWS):Shear waveはせん断波と呼ばれる組織内を伝播する横波のことです。超音波を虫眼鏡のように1点に集めることで生体組織を振動させることにより、せん断波を発生させることができます。せん断波は固い組織では早く伝わり、やわらかい組織では遅く伝わる特性があります。この性質を利用し、せん断波の速度を評価することで組織の硬さを評価することができます。

Dispersion slope (DS):生体組織は粘性と弾性を併せ持つ粘弾性体です。このような粘弾性体では、せん断波の周波数により伝播する速度が異なることが古くから知られています。せん断波には複数の異なる周波数のせん断波が含まれており、これらのせん断波それぞれにつき伝播速度を測定し、横軸にせん断波の周波数、縦軸に伝播速度としてプロットすると、右肩上がりの曲線として描出されます。この曲線の傾きがDSです。DSは粘性係数ではありませんが、粘性係数と相関する物理量と考えられています(図3)。


Attenuation coefficient (AC):超音波は組織の深部に伝わるにつれて減衰する性質があります。とくに脂肪肝では減衰が高度になります。この減衰の程度を数値化したものがACです。


▼本件に関する問い合わせ先
企画部 広報・社会連携推進室
住所:〒160-8402 東京都新宿区新宿6-1-1
TEL:03-3351-6141
メール:d-koho@tokyo-med.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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