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【東芝デジタルソリューションズ】創薬困難なタンパク質をターゲットとしたIT創薬について戦略的に提携し、事業を開始

Digital PR Platform / 2024年8月26日 17時49分

 両社はこれまで、アロステリック制御の予測をSQBM+で解く量子計算アルゴリズムを共同で開発してきました。今回の提携を通じて、新たなIT創薬ソリューションの開発を加速し、創薬分野における社会問題の解決に貢献していきます。


■ 株式会社Revorf 代表取締役 末田 伸一のコメント
 Revorfは、『人々の当たり前の健康が脅かされない世界』を目指し、情報解析技術と独自のバイオ技術を融合させることにより、検査事業・創薬事業・創薬支援事業を展開しています。
本技術は、共同研究の中で、東芝デジタルソリューションズの皆様と弊社の木村と西川をはじめとした多分野に跨る人材の深い協議と、多段階の技術開発により完成しました。本技術により、創薬可能な新規ターゲット領域を検出することで、創薬ターゲットの枯渇により有効な治療薬の創出が困難であるという課題の解決を克服し、人々の当たり前の健康が脅かされない世界を目指します。

■ 東芝デジタルソリューションズ株式会社 取締役常務 月野 浩のコメント
 当社は量子インスパイアード最適化技術の社会実装へ向けて、ユースケースの探索とパートナーシップを確立してきました。この度、Revorfとの戦略的提携を発表できることを大変嬉しく思います。Revorfの先進的なアロステリック創薬技術と当社の量子インスパイアード最適化ソリューションSQBM+を組み合わせることで、創薬プロセスの革新を目指します。この協業により、より迅速かつ効果的な新薬の開発が可能となり、創薬分野における新たな価値を創出できると確信しています。



[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1398/93887/550_367_2024082617195266cc3aa8ec98c.jpeg


(左から)Revorf 取締役COO 木村 圭一、Revorf 代表取締役 末田 伸一、 東芝デジタルソリューションズ 取締役常務 月野 浩、東芝デジタルソリューションズ ICTソリューション事業部 データ事業推進部 ゼネラルマネジャー 矢崎 貴久


<SQBM+について>
 株式会社東芝の研究開発センターにおける量子コンピューターの研究過程で発明された、シミュレーテッド分岐アルゴリズムを実装した組合せ最適化問題を高速に求解するソリューションです。「SQBM+」は、既存の計算機を使用して、複雑で大規模な問題の高精度な近似解(良解)を短時間で得ることが可能です。東芝ソリューションズでは、「SQBM+」を活用して、さまざまなパートナーとともに、株式市場における高速高頻度取引への疑似量子計算機適用の有効性に関する検証注5や、工場倉庫内のピッキングルートおよび棚配置の最適化による物流管理の実証注6、エネルギーマネジメントや材料開発での有効性の検証などを行ってきました。

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