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魚にとっても人にとっても理想的な河川環境づくりへ。地域・行政の協働が鍵を握る<東洋大学SDGs NewsLetter Vol.30>

Digital PR Platform / 2024年8月29日 16時0分

河川の利用状況を定量分析し、理想的な河川環境を探る


[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2714/94014/600_400_2024082911423766cfe01dc8e44.jpeg


──今後のビジョンについてお聞かせください。

魚道から視点を変えて、河川利用者を対象とした研究を行いたいと考えています。テーマは「どのような人がどのように河川を利用しているのか」。人によって理想の河川環境は異なります。散歩するのに適しているのか、ベンチに座って景色を眺められたら十分なのか。レクリエーションを例に挙げるなら、花火大会やバーベキューができるなど、河川に求める条件はさまざまです。また、河川環境について考える場合、そこに棲む生物や人、街とのつながりも無視することはできません。理想の河川環境を定義づけることは容易ではありませんが、まずは現在の河川の利用状況を定量的に評価して傾向を探ります。研究過程で、もしも河川利用と魚道との関連性が見つかれば、これまでの知見を絡めながら追究していきたいですね。



[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2714/94014/400_267_2024082911424166cfe0218369e.jpeg

青木 宗之(あおき むねゆき)
東洋大学理工学部都市環境デザイン学科准教授/博士(工学)
専門分野:水理学、河川工学、環境水理学  研究キーワード:生態水理学、魚道、水制、流体力、親水
著書・論文等:A Novel Roughness and Flow Pattern for Steep Stream-Type Fishways: Preliminary Insights(共著)、急勾配な水路式魚道における粗度配置の工夫とウグイの遡上行動について(共著)、住民参加型川づくり実施区間における年齢層別にみた親水利用の特徴と環境要因(共著)、水制周辺の流れおよび河床形状と魚の遊泳行動について(共著)


本件に関するお問合わせ先
東洋大学総務部広報課
mlkoho@toyo.jp
取材お申し込みフォーム
https://www.toyo.ac.jp/press/

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