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北星学園大学の西原明希教授と学生らが9月6日にCDIO国際会議「2024 CDIO Asian Regional Meeting」で講演 ― グローバルな関わりを通じて涵養された国際性に焦点

Digital PR Platform / 2024年9月2日 8時5分



北星学園大学(札幌市厚別区)社会福祉学部 西原明希教授と英語副専攻ゼミの学生らは9月6日(金)、CDIO国際会議「2024 CDIO Asian Regional Meeting」において講演を行う。CDIOは工学教育フレームワークの世界標準で、このたび開催されるのはCDIOイニシアチブのアジア地域会議。西原教授らによる講演は、学生らが継続的に行ってきた海外プロジェクト活動および、その取り組みに関する発表が高く評価されたことを受けて行われる。当日は、マレーシアの企業やインドネシア、オーストラリアの大学などと連携した取り組みで得ることができた人間的成長と国際性について、''Crossing Boundaries: The Growth and Empowerment of Students Through Global Engagement''(「境界を越えて:グローバルな関わりを通じた学生の成長とエンパワーメント」)をテーマとして発表する。なお、発表は全編英語で行われる。




 英語副専攻ゼミ(西原明希ゼミナール)は2023年3月、「社会人基礎力育成グランプリ」(主催:社会人基礎力協議会)の全国大会において「異文化間チームビルディングのためのマレーシア企業との協働イベント Global Fireside Chat」というテーマで発表を行い、準大賞を受賞した。
 この結果を受けて同年7月、グローバル人材育成教育学会支部大会から招待され、海外プロジェクトにおける異文化コミュニケーションの意義について発表。その様子は国内外に配信され、スリランカ在住のアーナンダ・クマーラ同学会長から高く評価された。

 これら一連の取り組みを契機として、西原明希教授と学生らはこのたび、「2024 CDIO Asian Regional Meeting」において講演を行うこととなった。
 CDIOは、世界標準として国際的に高い認知を得ている工学教育のフレームワーク。今年は9月5日(木)~7日(土)にかけて北海道情報大学(北海道江別市)において、CDIOイニシアチブのアジア地域会議「2024 CDIO Asian Regional Meeting」が開催される。

 当日、西原教授らは''Crossing Boundaries: The Growth and Empowerment of Students Through Global Engagement''(「境界を越えて:グローバルな関わりを通じた学生の成長とエンパワーメント」)をテーマに英語で講演する。
 学生らはこれまで、マレーシアの企業やインドネシア、オーストラリアの大学といった海外のパートナーと連携し、多様性と社会変革をテーマにした国際プロジェクトに取り組んできた。オンラインおよび対面の両軸で、コミュニケーションには英語を使用。マレーシアの企業からはグローバルイベントの企画手法を学び、また、シドニー大学の教員の招聘事業を行い、札幌市の教員との合同研究会の企画を行なった。さらに、インドネシアの大学とは2カ国混合チームで共通の社会課題の解決策を考えるなど、さまざまな実践を重ねてきている。今夏、同ゼミうち4名がアメリカ・インドネシア・スペインにおける1年間の派遣留学を経て、帰国した。
 このたびの発表では、これらの国際的なコラボレーションを通じて学生たちが得た人間的成長と国際性の醸成に焦点を当て、その成果と課題について考える。
 約25の国・地域から250名の工学教育の関係者が集まる今回のアジア地域会議において、異なる分野の研究者や実践家と学びを共有することで、互いに新しい視点での国際教育の手法を創出することを目指す。

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