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月経前の不調(PMS)へのトドマツ精油の香りによる緩和効果を確認

Digital PR Platform / 2024年9月4日 20時5分

本研究から、トドマツ精油がPMS症状緩和効果を増強した可能性が示唆されました。今後、香りを用いた手軽に取り入れやすいウェルネス分野の商品開発に活かしていきたいと考えています。

なお、本結果は一橋大学で開催された「第52回 日本女性心身医学会学術集会(2024年8月31日~9月1日)で発表しています。

【参考文献】
1)Doi, Takumu, et al. "Reduction of salivary cortisol after" Mokuiku" activities and exposure to the fragrance of sakhalin spruce(Picea glehnii) essential oil."(2020): 332-338.
2)Ikei, Harumi, Chorong Song, and Yoshifumi Miyazaki. "Physiological effect of olfactory stimulation by Hinoki cypress(Chamaecyparis obtusa) leaf oil." Journal of Physiological Anthropology 34(2015): 1-7.
3)Takeda T., et al.(2021) Psychometric Testing of the Japanese Version of the Daily Record of Severity of Problems Among Japanese Women. Int J Women's Health. 13, 361-367.

【近畿大学東洋医学研究所所長・教授 武田卓先生】


※写真


PMSには心と体に関する様々な症状があり、細かいものも含めると症状は150種類以上あります。20歳~49歳の日本人女性で中等度から重度のPMSやPMDD(※3)の症状がある方の中で、治療を受けているのはわずか5.3%という調査データもあり、多くの方は未治療と考えられます(※4)。ホルモンバランスが影響する生理不順とは原因が異なり、実は月経周期が不定期な人より順調な人ほど、PMS症状が強く出やすくなります。また、大人よりも思春期の方のほうが、重症度が高いことも報告されており、症状があってもPMSとして認識されていない場合も多いようです。

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