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ボッシュ、新本社および都筑区民文化センター竣工

Digital PR Platform / 2024年9月6日 17時37分

横浜市長の山中 竹春氏は、今回の竣工に際して次のように述べています。 「ボッシュの本社移転を契機に、新たな活力やイノベーションが生み出されることを期待しています。また、来年3月開業予定のボッシュホールが、地域に根差した文化活動の拠点として、地域活性化につながるように取り組んでいきます。整備していただいた全天候型広場等との相乗で、さらなる賑わいを生み出し、都筑区の新たなシンボルとなることを願っています」

日本国内における開発能力を強化:
テスト設備の拡大・新設、従業員間のコラボレーション促進
日本は、ボッシュにとって重要な役割を担う市場です。ボッシュは1911年、横浜の地で日本のビジネスをスタートしました。以来ボッシュは113年にわたり、日本での拠点を拡大し、モビリティ分野を中心に、電動工具から産業機器まで、幅広い分野で日本の産業の発展に貢献しきました。

ボッシュは今回の本社移転に伴い、東京・横浜エリアにある8拠点に点在していた事業部およびグループ企業に在籍する約2,000人の従業員を新社屋に集約しました。新本社は、同じ横浜市都筑区牛久保にある既存の研究開発施設から約2キロメートルの場所に位置しており、これらふたつの施設にボッシュ・グループ全体の4割以上の従業員が集約されました。今後、これら2拠点における事業部間での協業や連携が促進されることを見込んでいます。

新本社では、自動車の電動化や自動化、さらにソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)といった自動車開発のトレンドに対応するため、研究開発設備を強化しています。その一例として、年内に新設予定の半無響室が挙げられます。自動車における搭載製品の作動音、振動が車両全体にどのように伝達されるかをテストする設備です。電気自動車やハイブリッド車の普及に伴い、静かな車室内での機械作動音を気にするユーザが増えている傾向にあることから、音、振動に対する試験の重要性が高まっています。また、先進運転支援システム(ADAS)に必要なレーダーの測定を行う電波暗室を新設しています。車のエンブレムや塗装バンパーなどの裏に搭載されるレーダーは、その材質、塗装色、形の違いが性能に影響を与えるため、お客様の開発車両のパーツを使って測定を行う必要があります。従来、ボッシュのドイツやハンガリーの拠点で測定をしていましたが、国内に新設備を備えたことで、試験期間の短縮や対象パーツの輸送コストの削減に貢献します。さらに車載インフォテインメントシステムから、車内における通話品質やハンズフリーでの音声コントロール品質を調整するチューニングルームを新設しました。お客様の開発車両を試験機器に接続して調整することで、車内での音声認識の品質が国際基準や各種メーカーの基準に満たしているかどうかを試験することを可能としています。

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