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アストンマーティン 新型Vantage GT3 Heart of RacingがFIA WECにて初優勝

Digital PR Platform / 2024年9月9日 11時32分

アストンマーティンのCOTAでの優勝は、2012年に同サーキットがWECの開催地となって以来、今回で全クラス合わせて10回目となります。また、シリーズ開始から今までに勝ち取った優勝数は53回と、マニュファクチャラーとしての通算優勝回数では3位に入ります。アストンマーティンのクルーが表彰台に立つのは123回目ですが、北米のチームがCOTAクラス優勝を果たすのは初めてです。

Heart of Racingにとって、今回の勝利はここ最近の好成績の延長線上にありました。IMSAのGTD ProおよびGTDクラスにも参戦しているHeart of Racingは、ワトキンズ・グレン(米国)での優勝以外にも3つの表彰台を獲得し、GTD Proカテゴリーの2位に入っています。GTDでもモスポート(カナダ)戦を制し、先週末はバージニア・インターナショナル・レースウェイを2位でフィニッシュしました。SROのピレリGT4アメリカ選手権でも勝利を収めるなど、Heart of Racingは今年アストンマーティンで出場したすべての舞台で勝利を挙げています。

Heart of RacingはLMGT3のスタンディング4位をキープしており、今シーズンはここまで81ポイントを稼いだところで、残りは日本とバーレーンの2レースとなります。まだ獲得可能なポイント数が65ポイントある一方、2位との差はわずか9ポイントです。

「最高の気分です」とイアン・ジェームスは語りました。「アメリカで、しかも世界戦の舞台で、WEC初優勝を挙げたのは、本当に素晴らしいことです。チーム全員、そしてアストンマーティン・レーシングの皆様の尽力に感謝しています。今日は全員が自分の最大限を発揮できたうえ、結果もそれを証明しています。WECのレースに出場すること自体が一つの夢ですが、そのレースに勝つというのはさらにその上のレベルの話です。今日のことは長く記憶に残るでしょう。」

アストンマーティンの新型Vantage GT3は大西洋の対岸、ベルギーのスパ・フランコルシャンでも好成績を収めました。パートナーチームのWalkenhorst Motorsportは名誉あるADAC GTマスターズで複数の表彰台を獲得しています。デニス・ブラトフ(ドイツ)とマイク・ダービト・オルトマン(ドイツ)は第1レースで総合3位、チームメイトのチャンドラー・ハル(米国)とニコ・ハントケ(ドイツ)はPro-Amクラス優勝を果たしました。ブラトフとオルトマンはさらに9月1日の第2レースでシルバークラス3位も獲得しました。

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