水資源に関するグローバル調査「エコラボ・ウォーターマーク調査2024」を発表

2024年の「エコラボ・ウォーターマーク調査」は、消費者が地域やその他の属性によって異なる点も報告しています。人口密度は気候や水問題に対する消費者の関心度と密接に関連していることが顕著に示されました。実際、都市部に住む消費者は、農村部に住む消費者に比べて気候変動への関心が高いようです。この傾向は、アジア太平洋地域（85％）と米国（74％）の都市部の消費者で顕著となりました。

エコラボのシニア・バイス・プレジデント兼チーフ・サステナビリティ・オフィサーであるEmilio Tenutaは次のように述べています。「長引く熱波であれ、インフラのひずみであれ、きれいな空気と水への不平等なアクセスであれ、これらの懸念は今や世界中の主要都市に住み、働く人々にとって最重要課題となっているのです。」

世界中の調査結果に加えて、今年の米国特有のデータからは以下のことが明らかとなりました。

米国の消費者の73％が、気候変動は個人的に重要だと考えているものの、ビジネスリーダーや政府が気にかけていると考えているのは50％未満でした。
水に関する懸念は米国の成人の間で根強く、清潔で安全な水へのアクセス（71％）と利用可能な水（80％）の両方が将来に対する大きな懸念を呼び起こしています。
米国の消費者は水を守るために行動を変えることに前向きで、3分の1（33％）は水を過剰に使用する製品の購入を控え、そして3分の2以上（71％）は水不足に効果的に対処できると楽観視しています。

「第2回 エコラボ・ウォーターマーク調査」は、2024年初めにMorning Consult社との提携により、一般成人を対象に実施され、今後も毎年実施される予定です。世界全体および国別の結果の詳細については、ダッシュボード https://watermark.ecolab.com/
をご覧ください。

（本資料の英語原文：” 2024 Ecolab Watermark Study Reveals Water Concerns Shift Consumer Buying Behavior”　https://www.ecolab.com/news/2024/09/2024-ecolab-watermark-study-reveals-water-concerns-shift-consumer-buying-behavior
）


エコラボについて
エコラボは、水、衛生、感染予防のソリューションとサービスを提供する世界的サステナビリティリーダーです。数百万に及ぶお客さまの信頼されるパートナーとして、人々と大切な資源を守ります。1世紀にわたるイノベーションを基盤に、年間150億ドルの売上高、48,000人以上の従業員を有し、世界170カ国で事業を展開しています。エコラボは、科学に基づく包括的ソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化を実現します。エコラボの革新的なソリューションは、食品、ヘルスケア、ライフサイエンス、ホスピタリティ、産業分野におけるお客さまのオペレーション効率とサステナビリティを改善します。詳しくは www.ecolab.com をご覧ください。

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