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うつのマーカーを発見--北里大学

Digital PR Platform / 2024年9月30日 14時5分


■今後の展望
 イントロン・リテンション(IR)が観察される遺伝子はストレス応答遺伝子であり、IRは細胞質の蛋白質のホメオスタシスの調節機構である。今回はうつのストレス(炎症ストレスが多く観察される)に応答して、自然免疫関連や繊毛関連のIR遺伝子が検出され、マーカーになることが示された。これはIRがマーカーになるということが示された最初の例であり、DEGに較べてより直接的に細胞の生理状況を反映するというIRの特性のためである。このことは、従来マーカーがないと言われてきた認知症や他の精神疾患においてもIRが良いマーカーになることができるという可能性を示唆している。


■問い合わせ先
【研究に関すること】
 北里大学薬学部「健康長寿ゲノム講座」
 特任教授 岡田典弘
 e-mails: okadano@pharm.kitasato-u.ac.jp
      okadanorihiro@gmail.com


【報道に関すること】
 学校法人北里研究所 総務部広報課
 TEL:03-5791-6422
 e-mail:kohoh@kitasato-u.ac.jp



【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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