船外機「F350B」を国内で新発売~約20%の軽量化を実現、ステアリングバイワイヤ採用の3機種の船外機も同時発売~
Digital PR Platform / 2024年10月7日 11時0分
ヤマハ発動機株式会社は、350馬力の4ストローク船外機「F350B/FL350B」を、10月に国内で発売します。また、同時に、150馬力「F150H」、175馬力「F175D」、200馬力「F200N」の船外機について、内蔵型電動ステアリング(ステアリングバイワイヤ 以下、SBW)仕様モデルを追加し、ラインアップを充実させます。
「F350B/FL350B」は、V型6気筒、排気量4,256cm³のパワーユニットを採用した船外機で、従来の350馬力船外機「F350A」から約20%の軽量化を達成。またSBWの採用により、スムーズでレスポンス性に優れたステアリング操作を実現するほか、新排気システム「スラスト・エンハンシング・リバース・エギゾースト」の採用により、後進時や着岸時などでの操船性を大幅に向上しました。
また、同時に発売する「F150H」「F175D」「F200N」にもSBWを採用し、操船性の向上や船外機の艤装に必要なスペースを削減し、レイアウト設計の自由度を向上させています。
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船外機「F350B/FL350B」
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■「F350B」国内導入背景
「F350B」は船外機の主要市場である北米で、2024年春に発売された船外機です。スピード性能、燃費性能、静粛性や利便性、メンテナンス性に優れた船外機は、小型ボートのみならず中・大型ボートの推進器として採用されるケースが増加しています。こうした背景のもと、「F350B」は従来の350馬力船外機「F350A」から大幅な軽量化を果たし、さらにSBWを採用したことで、搭載可能なボートサイズが拡大しただけでなく、船外機の艤装に必要なスペースを削減し、ボート設計におけるレイアウトの自由度が増しました。
国内導入にあたっては、すでに販売している中・大型プレジャーボートのエンジンの換装需要をターゲットとしています。また、同時に発売する「F150H」「F175D」「F200N」も同クラス船外機の換装を意図するとともに、今後の当社製プレジャーボートの標準船外機としての採用も視野に入れています。
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