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医療創生大学がシンガポール工科大学と双方向型国際交流プログラムを実施 ― 8~9月に学生を派遣、講義の受講や病院訪問でシンガポールの医療について理解を深める

Digital PR Platform / 2024年10月10日 14時5分

医療創生大学がシンガポール工科大学と双方向型国際交流プログラムを実施 ― 8~9月に学生を派遣、講義の受講や病院訪問でシンガポールの医療について理解を深める



医療創生大学(福島県いわき市)の学生19名が8月から9月にかけて、短期留学生としてシンガポール工科大学(Singapore Institute of Technology/SIT)へ派遣された。学生らはSITの学生との交流や講義の受講、シンガポールの医療制度の学習などのほか、特別プログラムとして同国の病院を訪問し、医療プロフェッショナルのシャドウイング(付き添い型見学)を行った。医療創生大学では12月にシンガポールからの留学生の受け入れを予定しており、今後も国際交流を推進していく。




 医療創生大学では海外の著名大学との国際交流協定を積極的に推進。いわきキャンパスでは協定を結んだ大学から医療を学ぶ学生を受け入れ、授業内外での交流を通じて学生間の友好関係を深めている。

 シンガポール工科大学との交流協定は、2019年8月に締結。このたびのプログラムは8月31日に日本を出発し、9月17日に帰国する日程で実施された。
 派遣された学生らは、SITの学生との英語によるコミュニケーションおよび文化交流、大学講義への参加、シンガポールの医療制度の学習などを行った。
 また、特別プログラムとして、シンガポール最大の総合病院および同付属地域病院、女性・小児専門病院を訪問。理学療法士、作業療法士、看護師、薬剤師といった医療プロフェッショナルに「シャドウイング」を行う機会を得た。

 派遣された学生らは昨年度の短期留学で来日したSITの学生と既に友好関係を築いていたため、より深い国際交流・新しい双方向型国際交流が可能となった。学生の満足度は非常に高く、日本とシンガポールの臨床実践における類似点と相違点を確認し、両国の医療制度と働き方について理解を深めることができた。
 プログラムの締めくくりとして互いに記念品の交換を行い感謝の意を表すとともに、今後の継続的な連携を確認した。

 参加した学生からは、学習意欲の向上を示す声が多く聞かれた。また、「日本食が恋しくなった」という感想もあり、日本とシンガポールの衣食住・医療を比較し、文化の違いを体感したことが窺える。これらの反応は、プログラムが学生の成長に大きな影響を与えたことを示している。

 学生を引率した学生・国際部長の阿部裕一教授と理学療法学科長・生命理工学研究科専攻長の齋門良紀教授は、近代的な医療を実践するシンガポールでの今回のプログラムが、アカデミックスキルとノンアカデミックスキル両方の醸成に大きな影響を与えたと考える。例えば、語学力はアカデミックスキルの一つだが、その向上には動機づけ、自己効力感、感情的知性、忍耐力などのノンアカデミックスキルが重要な役割を果たすと指摘している。
 今回の国際交流では、学生らが身振り手振りを用いたノンバーバルコミュニケーションやスマートテクノロジーを活用しながら、積極的にコミュニケーションを図る姿が見られた。両教授は、プログラムに参加した学生たちの成長を間近で観察し、その変化を確認できたと語っている。

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