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古きよきものを継承する庭 唯一無二の賃貸併用住宅

Digital PR Platform / 2024年10月18日 16時30分


幅6m、奥行き3mの屋根。新しく生まれ変わった数寄屋門



お稲荷様への参道は、新しい街の風景に
先祖代々伝わる大切なお稲荷様は、ご自宅の塀で使っていた大谷石を土台に再利用。もともと別の場所にあった井戸も災害時に地域に貢献したいと、I様のご要望でお稲荷様の近くに移設しました。道路沿いの木々と格子フェンスの隙間から見えるお稲荷様への参道は新たな街の風景となりました。「昔は農家でしたので、産物の神様としてお稲荷様をお祀りしていました。美しく残していただき本当に嬉しいです。孫の遊び相手になるのが大変です。」と笑顔のI様。


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交差点から目立つお稲荷様とハンカチの木(左上)数寄屋門を開くと、お稲荷様へ続く参道。道ゆく人の目を惹きつけます(上)移設した鳥居とお稲荷様、お孫様とともに(下)


玄関までのアプローチは、既存の景石を全て使い、渓流をイメージした枯山水としました。駐車場は緑の茂みで目立たないように配慮。木漏れ日のコントラストが美しく床に映し出され、緑の素晴らしさがより強調されています。諏訪鉄平の床と、渓流に見立てた石材を室内まで施工し、カーテンウォールから外部の景色を取込み、「ソトとナカ」の境界線をなくしました。植栽はアオハダ、ソヨゴ、ナツハゼなどさまざまな在来種に加え、I様が昔から大切にしてきた樹々を移植。なかでも特にI様のお気に入りのハンカチの木は周囲からも目立つ交差点の角に配置しました。
「アプローチの枯山水は全て既存の景石で構成しました。職人さんが雨の中、泥だらけになりながら景石を丁寧に据えて頂き、頭が下がる思いでした。」と加藤。


[画像10]https://digitalpr.jp/simg/2677/97227/700_468_202410181041266711bcc68212a.jpg

アプローチの枯山水。景石を土留に高低差を作っています(上)、風除室(左下)、アプローチで遊ぶ孫様とI様(右下)


アプローチ、エントランスを軸として結び、エントランスから抜けたラウンジからも移植した木々や景石、先祖代々残る「蔵』を眺められるように計画しました。陽が沈むとカーテンウォール全体が光を帯び、昼間とは違った表情を見せます。アプローチの外部照明は高さを抑え幻想的な雰囲気に。一方数寄屋門はアッパーライトで照らし、荘厳な雰囲気にしました。アプローチのミカンの木から蔵まで、I様が残したかったもの全てが眺められるようにしました。「私の妻が生前ミカンの皮にお砂糖をまぶしたお手製のお菓子や手作りのマーマレードを良く作ってくれました。家族でたべきれなかったミカンは道行く方にご自由に持って帰ってもらっていました。」と優しそうにI様は話されます。
また、I様邸は以前平屋にお住まいで戦争中疎開をし、この家に戻ってこられたとのことで、戦禍の中でも残った多くのものを共用部の各所に飾らせて頂きました。

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