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水素100%燃焼給湯器の実証実験を豪州で開始

Digital PR Platform / 2024年10月22日 15時1分

水素100%燃焼給湯器の実証実験を豪州で開始

~豪州エネルギーインフラ会社と協定を締結し、水素社会実現に貢献~

 株式会社ノーリツ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:腹巻知)とグループ会社であるDux Manufacturing Ltd(所在地:オーストラリア、以下Dux)は、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速させるため、西オーストラリアを中心としたエネルギーインフラ会社であるATCO Gas Australia Pty Ltd(以下、ATCO)と共同で、水素100%燃焼の家庭用給湯器の実証実験を2024年12月から開始します。



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 当社は水素100%燃焼の家庭用給湯器のプロトタイプを2023年12月に開発しました。以降、水素インフラ整備後の早期市場導入に向けて、国内外で実用化を目指した製品開発や実験を推進しています。

 オーストラリア連邦政府および西オーストラリア政府は「国家水素戦略」を2019年に発表し、政府主導によるクリーンエネルギーへの転換を加速しています。ATCOは両政府の資金援助を受けて、水素の利活用方法の研究や実験などを行うクリーン・エネルギー・イノベーション・ハブ(以下、CEIH)を2019年に開設し、CEIH内で生成したグリーン水素※を天然ガスと混合し、約3,000世帯の家庭に供給する実験プロジェクトを実施しています。また、CEIH内に水素住宅を建設し、水素100%燃焼に対応する機器の実証実験を順次展開しています。

 このたびノーリツ、Dux、ATCOの三社は協定書を締結し、ATCOの水素住宅で家庭用給湯器の実証実験を開始します。今回の実験では、当社が開発した水素100%燃焼の家庭用給湯器を水素住宅に導入し、2024年12月から約2年間、日常生活での稼働状況を検証します。長期運転による信頼性の評価を行い、水素社会においても安全に安定したお湯の供給が可能かを実証します。なお、実験中の機器メンテナンスはDuxが担います。当社は、独自に開発した水素燃焼の技術力をもって、Duxとともにオーストラリアにおける水素社会の実現に貢献します。

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