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フェリス女学院大学がシネマ・ジャック&ベティと包括連携協定を締結 課題解決型授業、社会連携を促進

Digital PR Platform / 2024年10月23日 20時5分

フェリス女学院大学がシネマ・ジャック&ベティと包括連携協定を締結 課題解決型授業、社会連携を促進



フェリス女学院大学(神奈川県横浜市/学長:小檜山ルイ)と株式会社エデュイットジャパンが運営するシネマ・ジャック&ベティは、相互の協力及び連携に関する基本的事項について、2024年6月4日、包括連携協定を締結しました。




 この協定は、シネマ・ジャック&ベティとフェリス女学院大学双方の協力により地域への貢献、映画館で映画を観ることの価値の再創造及び教育的価値の向上を図ることを目的としています。シネマ・ジャック&ベティの経営・広報に関する課題解決に取り組む体験は、フェリス女学院大学学生の能力育成、実践的な学術研究の機会となることが期待されます。

1 協定締結の背景
 フェリス女学院大学では「映画館で映画を観ることの再創造とシネフィルコミュニティの創造」プロジェクトを実施します。
 現在、日本全体での映画館の興行収入は、シネコンが95%を占めている一方、日本で封切りされた作品のうち、シネコンで上映される作品はわずか25%に過ぎません。一方、ミニシアターは75%に相当する作品を上映しており、映画の多様性を維持させるという役割を担っています。巨大な資本をバックにしたシネコンの圧倒的優位性は、映画の多様性を危機に陥らせています。
 このような状況に対して、フェリス女学院大学では、2024年4月に「映画館で映画を観ることの価値を再創造するプロジェクト」を発足させました。本プロジェクトは、まずシネコンでは上映されることがない作品に着目し、その魅力を発信し、多様な映画作品が人々に視聴されるような仕掛けを作り上げます。
 また、映画館のある街で作品を観ることの意義に着目し、映画館に足を運ぶ仕掛けを作る予定です。その結果、映画を上映館で視聴することの楽しさや、これからも多様な作品が制作・上映されることの文化的意義の維持、そしてなによりも作品を解釈するリテラシーを共有し、映画館を中心とするコミュニティを再創造することの重要さを確認したいと考えています。

2 活動実績・事業計画
 包括協定であるため、いくつかのフェーズに分かれて目的を達成させるべく、学生を中心としたプロジェクトが進行します。

■フレンドリーグループ:「映画館のある街作りプロジェクト」(教員が設定したテーマに賛同した学生が参加する公認団体。学部学科を問わず参加できる。)
 フェリス女学院大学祭(2024年11月3日(日)、4日(月・祝))で、「フェリスにシネマ・ジャック&ベティがやってきた!」を出店します。ここでは、シネマ・ジャック&ベティのある街に若い世代が足を運ぶように、近隣の飲食店やアート系古本屋などお薦めスポットを掲載したマップの配布、横浜の地元作家による作品の上映、シネマ・ジャック&ベティ制作のマナー広告キャラクターの解説パンフ配布、シネマ・ジャック&ベティオリジナルグッズの販売などを予定しています。シネマ・ジャック&ベティを近くに感じてもらうためのイベントです。またシネマ・ジャック&ベティ(映画館内)でも、マップの配布を予定しています。(チラシ、パンフとも無料です。)

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