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一般家庭用レンジフード国内シェアNo.1※1のFUJIOH※2 東北大学と共同で、においの生理的・心理的影響に関する研究論文を発表

Digital PR Platform / 2024年10月30日 13時0分

一般家庭用レンジフード国内シェアNo.1※1のFUJIOH※2
東北大学と共同で、においの生理的・心理的影響に関する研究論文を発表

世界最大のオープンアクセス専門出版社MDPIが運営するElectronicsに初掲載

 富士工業株式会社(神奈川県相模原市/厨房機器製造・販売/代表取締役社長 柏村浩介 以下、FUJIOH)と東北大学大学院情報科学研究科の湯田恵美准教授は、におい環境が自律神経活動(ANS)および精神運動警戒レベル(PVL)に与える影響についての共同研究論文を発表しました。この論文は、世界最大のオープンアクセス専門出版社MDPIが運営するジャーナルの一つである『Electronics』 にFUJIOHとして初掲載されました。本研究結果を空気環境に対する新たな評価方法として応用することで、より快適な空気環境を提供する技術が向上し、人々の健康と幸福に寄与することが期待されます。

Electronics Web https://www.mdpi.com/2079-9292/13/17/3576

※1 富士工業グループは、一般家庭用レンジフード供給台数国内シェア No.1。(2021 年 4 月 東京商工リサーチ調べ ODM 生産品含む)
※2 FUJIOH は、富士工業グループの企業ブランドです。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2483/97786/700_400_20241027214933671e36dd0ae2c.jpg


※イメージ


■研究成果の要点
 この研究は作業ブース内のにおいが人へ与える生理的および心理的な影響を明らかにし、室内空気環境の快適性の定量化を目指すものです。元来においに対する評価は「快」「不快」といった主観的な評価が一般的でした。本研究により、においに対する評価を定量的な生理的指標で測定できる可能性が示されました。このことから、テレワークやオンライン会議が普及するポストコロナ社会で、においを考慮した最適な作業環境の設計が期待できます。

■研究の背景
 空気環境の快適さは温度や湿度などの機械的特性で評価することが一般的ですが、FUJIOHは新たに感情と相互に影響し合う人の身体の変化を指標として追加することで、より正確な空気環境の評価ができるのではと考えています。そこで、「香害」などのにおいに対する関心が高まっている現状を踏まえ、今回はにおいに焦点を当てて研究を実施しました。

■研究概要
 作業ブース内のにおい環境が自律神経活動(以下、ANS)と精神運動警戒レベル(以下、PVL)に与える影響を調査しました。対象となったにおいはリナロール(以下、LNL)とトランス-2-ノネナール(以下、T2N)です。
・被験者:男性6名、女性6名の計12名
・2種類の香料を純水で希釈し、作業ブース内に散布して生体信号の測定を行いました。
被験者はA群とB群に分けられ、それぞれ午前と午後に異なる香料(におい)を提示しました。

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