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デロイト トーマツ調査:日本の労働市場におけるGX人材の割合は8.5%、今後のGX業務関与意向は56.7%にとどまる

Digital PR Platform / 2024年10月31日 11時11分

調査結果の主なポイントは以下の通りです。各設問の回答結果などの詳細ついては本レポートをご覧ください。
「デロイト トーマツ グリーントランスフォーメーション人材調査」
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20241031.html

主な調査結果
■今後のGX関連業務への関与意向も56.7%にとどまる
GX人材の平均年収(管理職:952万円、非管理職:600万円)は、非GX人材の平均年収(管理職:903万円、非管理職:531万円)よりも、管理職で49万円、非管理職で69万円高い。その一方で、今後もGX関連業務に関わりたいと考えるGX人材は56.7%と半数程度にとどまっている(図表2)。GX人材は8.5%と、もともと限定的であることを踏まえると、更に人材の割合が低下する可能性がある。他方、若い年代ほどGX人材の割合が高いことから、段々とGX人材が社会に輩出される仕組みが整いつつあることがうかがえる。DX(デジタルトランスフォーメーション)では人材の確保にあたり、高い報酬や柔軟な働き方などを整える企業の動きがあるが、GXについても、企業が重要な人材であることを明示するとともに人材を特定・把握し、より高い報酬などの目に見えるインセンティブ強化を行うなど、さらなる認知および魅力度の向上を図る必要がある。

図表2:今後のGX関連業務への関与意向


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2100/98076/700_329_202410310931366722cfe8a8a31.png


■GX人材は挑戦機会や専門性を追求しつつも、ワークライフバランスや柔軟な働き方を重視
GX人材の仕事に対する価値観や魅力的と感じる会社・仕事について尋ねたところ、「仕事とプライベートは、別々に分けたい」(75.0%)、「社員全員の総合力で成長する会社」(74.7%)、「キャリアや能力の開発機会は、自分自身が社内外でのチャンスを求めるものだ」(74.6%)という回答が特に多かった(図表3)。
全体傾向として、GX人材は挑戦機会や専門性を追求しつつも、ワークライフバランスや柔軟な働き方を重視することがうかがえる。企業がGX人材の志向性を理解して就労環境を整えることも、今いるGX人材の活躍を推進し、更に人材を増やしていく上で重要である。

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