【東芝エネルギーシステムズ】発電事業者向けクラウドサービス「PV統合管理サービス」を提供開始
Digital PR Platform / 2024年11月5日 10時33分
2024-11-5
東芝エネルギーシステムズ株式会社
発電事業者向けクラウドサービス「PV統合管理サービス」を提供開始
~複数の発電所を一元管理。運用保守業務の効率化と発電損失の最小化を実現~
当社は、太陽光発電事業者向けの新サービスとして、太陽光発電所の運用保守(O&M)業務を支援するPV統合管理サービス(以下、「新サービス」)を開発し、本日からクラウド型のサービスとして提供を開始します。新サービスでは、複数の太陽光発電所を一元管理し、1つの画面上で稼働状況をリアルタイムに集中監視できます。新サービスを導入することで、発電事業者の運用保守業務を効率化でき、発電性能機能で発電損失の最小化を可能とします。なお、新サービスは、当社が電力事業者や製造業向けに提供している「TOSHIBA SPINEX for Energy」のサービスラインアップの一つです。
日本ではFIT制度(固定価格買取制度)のもと再生可能エネルギーの導入が進み、太陽光発電所が急速に増加しました。太陽光発電所では、発電状況や機器故障などの状況を把握するため監視システムを導入しO&M業務を行っていますが、発電所ごとに異なる監視システムを使用しているケースが多く、複数の太陽光発電所を所有する発電事業者からは発電所の監視システムを統合して効率的に運用を行うサービスが求められています。
今般開発した新サービスでは、当社のクラウド上でシステムを構築するため、太陽光発電所の監視システムからデータを収集することにより複数の太陽光発電所の一元管理が可能で、他社製の監視システムを導入されている場合でもデータの取得が可能です。保守員が複数の発電所の稼働状況をリアルタイムで確認できるダッシュボード画面や、過去の類似障害の対応履歴を参照して迅速な現場対応に寄与するインシデント対応機能などを有しています。また、発電事業者にとって、発電損失を最小化することは重要な課題ですが、新サービスでは当社独自技術を用いて、発電所の発電性能や発電量、稼働率を1日に1回、定期的にモニタリングする発電所診断機能も実装しています。
当社は、2023年8月に株式会社CO2OSおよび大和エナジー・インフラ株式会社と国内太陽光発電所の開発、運用保守業務などの事業領域における業務提携契約を締結しており注1、この枠組みにおいても新サービスを活用していきます。今後、当社にO&M業務を委託している事業者をはじめ、複数の太陽光発電所を所有している発電事業者へ広く提案活動を行っていきます。
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