2024年12月期第3四半期の連結業績の概要について~第3四半期の売上収益としては過去最高を更新~
Digital PR Platform / 2024年11月6日 13時11分
□セグメント別の業績について
【ランドモビリティ】
売上収益1兆3,246億円(前年同期比1,221億円・10.2%増加)、営業利益1,077億円(同33億円・3.2%増加)となりました。
二輪車事業について先進国の販売台数は、欧米の販売が増加した結果、前年を上回りました。新興国は、ブラジル、インド、インドネシアを中心に需要が増加し、当社の販売台数は新興国全体で増加しました。その結果、事業全体の販売台数は増加となりました。売上収益は、ブラジル、インド、インドネシアにおける販売台数の増加により、増収となりました。営業利益は、増収効果に加えて新興国でのプレミアムモデルの供給改善やコストダウン、円安によるプラス影響により、増益となりました。
RV事業(四輪バギー、レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)では、需要が前年を下回り、当社の出荷も下回った結果、減収となりました。また、販売減少ならびにモデルミックスの悪化、競争環境の激化に伴う販促費の増加により、減益となりました。
SPV事業(電動アシスト自転車、e-Kit、電動車いす)では、国内向け電動アシスト自転車は、販売台数が前年を上回りました。一方、e-Kitは、メイン市場である欧州での在庫調整局面継続により販売台数が減少し、減収となりました。営業利益は、販売減少や販促費の増加、北米における海外完成車の在庫評価減により、減益となりました。
【マリン】
売上収益4,155億円(前年同期比158億円・3.7%減少)、営業利益793億円(同50億円・5.9%減少)となりました。
船外機の需要は、主要な市場である米国において、9月に政策金利の引き下げがあったものの、高い金利水準が続いていたことや物価上昇の影響により減少しました。当社販売のうち、新モデルは好調だったものの、船外機全体では減少となりました。ウォータービークルは、高い金利水準が続いた影響による買い控えにより、需要が減少しました。当社の販売台数は、第3四半期に需要減少の影響が出てきたものの、昨年の部品不足やサプライチェーン混乱による供給制約が改善されたことにより増加しました。この結果、マリン事業全体では減収・減益となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の業績には、ドイツのマリン電動推進機メーカー Torqeedo GmbHの2024年4月~9月の業績を含んでいます。
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