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東京都市大学が生成AIを利用したオリジナル英会話学習システム「Merry Chat」を開発 ― レベルにあわせた英会話練習のほか、英語のゲーム機能も搭載

Digital PR Platform / 2024年11月11日 14時5分

東京都市大学が生成AIを利用したオリジナル英会話学習システム「Merry Chat」を開発 ― レベルにあわせた英会話練習のほか、英語のゲーム機能も搭載



東京都市大学(東京都世田谷区、学長:野城智也)はChatGPT連携システムの受託開発等を行うアーガイル株式会社(東京都新宿区)とともに、生成AI(ChatGPT- 4o)を搭載した英会話学習システム「Merry Chat」を開発。2024年9月から運用を開始した。当面は1年生を中心に授業と連携した活用を行いながら、段階的に運用を拡大していく予定。Merry Chatを利用したタスクを盛り込んだ共通テキストの作成や、留学準備講座や英語能力試験(IELTS等)のスピーキングテスト対策クラス等への導入、東京都市大学グループの付属校への展開などを視野に入れている。




 2022年11月にOpenAIがChatGPTを公開して以来、生成AIの実社会での応用が多様な形で進んでいる。
 英会話の分野においては、現在ではアプリ等を導入し、実際に声に出して生成AIと英会話を行うこともできるが、適切なレベルで会話が弾むような体験をするためには、プロンプトで生成AIをカスタマイズする必要がある。
 一方で、日本人が英会話の練習に後ろ向きになる理由の一つに「恥ずかしさ」や「相手への気兼ね」といった心理的障壁が存在するといわれる。
 いつでもどこでも、好きな時に好きなだけ、誰に気兼ねすることもなく英語を話すことができる生成AIによる英会話学習システムは、こうした状況への一つの対応策として最適なツールではないかと東京都市大学は考え、アーガイル株式会社とともに生成AIを搭載した英会話学習システムの開発に着手した。

 このたび運用を開始した「Merry Chat」は、英会話レベルを3段階から選ぶことができ、会話のテーマや状況、使いたい語彙や文法等も自由に設定することができる。また、会話の中で使用された語彙や文法についてMerry Chatからのアドバイスを表示することも可能。個人で練習する英会話機能のみならず、授業と連携して、学生同士がグループで協力し合いながらバリエーションに富む学習活動を行うことを想定し、以下のようなさまざまな機能も搭載した。

○ゲーム機能1(Guess What)
 Merry Chatが考えた英単語(映画俳優、ミュージシャン、歴史上の人物、国名、都市名、有名な観光地、動物の名前等)を、質問(オープン・クエスチョンも含む)をして10ターン以内に当てるというゲーム。

○ゲーム機能2(Pass the Baton)
 ユーザーとMerry Chatが一文ずつ英語を言い合って、一つのストーリーに仕立てていくというゲーム。

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