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データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版を公開

Digital PR Platform / 2024年11月13日 11時15分

データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版を公開

2024年11月13日
独立行政法人情報処理推進機構


データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版を公開
~経営戦略策定からデータスペースの評価まで8フェーズを一気に解説~

独立行政法人情報処理推進機構(IPA、理事長:齊藤裕)は、一般的なデータ利活用だけでなく、異なる組織・異業種間でデータを共有する「データスペース」の利用手順やその内容を解説した「データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版」を公開しました。データをサービス展開などの事業に活用したい企業の経営層・CDO(Chief Data Officer: 最高データ責任者)や事業部門、IT部門の担当者が参照することで、経営戦略策定からIT戦略・企画策定、データスペースの運用、評価までの8フェーズを包括的に理解し、実施することができます。

URL:https://www.ipa.go.jp/digital/data/data-space.html

 
■背景
 社会や経済のデジタル化が進む中、蓄積された「データ」は「資産」として製品やサービスの質を高め、新しいビジネスモデルや価値を創出するための鍵となっています。また、異なる組織間のデータ共有の促進、データ主権の保護、信頼性の高いエコシステムの構築といったニーズも急速に高まっており、組織の垣根を越えてデータを共有する「データスペース」の概念が広まっています。IPAでは、これまでも「DX実践手引書」や「データスペース入門」等でデータ利活用の基礎知識や考え方について紹介してきました。今回、それらの内容を踏まえ、組織がデータスペースを活用する場合の具体的な手順や担当者が「すべきこと」を8フェーズに分類し、包括的に解説した「データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版」(以下「本書」)を本日公開しました。

本書は、データスペースの利用手順として8フェーズの全体像をプロセス図(図1)で示した上で、データをサービス展開などの事業に活用したい読者を「データ利用者」、データを提供したい読者を「データ提供者」として定義し、それぞれのタスクを明示しています。また、経営層・CDOや事業部門、IT部門が果たすべき役割も明確化し、各章の冒頭で、タスクを主導すべき担当者や関与の度合いをイラストで示しています。
今回の第1.0版ではまず「データ利用者」向けのタスクを先行して詳述しています。「データ提供者編」は、近日公開予定です。
本書の章立ては次のとおりです。

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