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世界初、IOWN APNの低遅延性能によりクラウド上で映像処理を行う内視鏡システムで内視鏡医がリアルタイムな診断・治療が実現可能なことを実証

Digital PR Platform / 2024年11月19日 15時37分

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2341/99239/700_290_20241118164209673aefd1286b7.png
【図3 実証実験の接続構成】



[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2341/99239/700_304_20241118163610673aee6ad8c31.png


【図4  APN構成およびローカル構成での映像処理後の映像比較評価】



[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2341/99239/700_324_20241118163610673aee6a6520a.png


【図5  APNを介した約150kmにわたる長距離実証実験結果】

 以上の成果により、内視鏡のクラウド化の実現に必要な高画質映像を伝送するための大容量のネットワークと、検査映像を遅れることなく表示させるための低遅延を実現するネットワークに関する課題をAPNによって解決できることを実証しました。また、これにより、映像処理等処理負荷の高い一部の機能をクラウド上で分担する「クラウド内視鏡システム」の実現可能性を確認しました。

4.今後の展開
 今後も両社でネットワーク伝送における医療データの高度なセキュリティ対策や複数の病院間での映像情報の共有によるリアルタイムでの遠隔診断や治療の実現などのクラウド内視鏡の社会実装に向けた技術課題の検討を進めます。
 本取り組みによりNTTは、医療機器をクラウド化する際の諸技術課題を解決する、医療機器向けネットワークのリファレンスモデルを確立させ、オリンパスはクラウド内視鏡システムなどに最適なネットワーク、およびそのリファレンスモデルの確立に寄与していきます。

【用語解説】
※1:IOWN APN(オールフォトニクス・ネットワーク)

IOWNは、主に、ネットワークだけでなく端末処理まで光化する「オールフォトニクス・ネットワーク(APN)」、サイバー空間上でモノやヒト同士の高度かつリアルタイムなインタラクションを可能とする「デジタル・ツイン・コンピューティング」、それらを含む様々なICTリソースを効率的に配備する「コグニティブ・ファウンデーション」の3つで構成されます。

APNは、ネットワークから端末、チップの中にまで新たな光技術を導入することにより、これまで実現が困難であった超低消費電力化、超高速処理を達成します。1本の光ファイバ上で機能ごとに波長を割り当てて運用することで、インターネットに代表される情報通信の機能や、センシングの機能など、社会基盤を支える複数の機能を互いに干渉することなく提供することができます。

※2:「NTT R&D FORUM 2024 ―IOWN INTEGRAL」公式サイト
https://www.rd.ntt/forum/2024/


[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2341/99239/450_312_20241118165910673af3cea54cf.png




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