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4年連続!教授2名が「Highly Cited Researchers」に同時選出 近畿大学医学部・病院のがん研究が世界的な医学の進歩に貢献

Digital PR Platform / 2024年11月21日 20時5分

【直近の論文紹介(一部)】
論文名:Adjuvant and neoadjuvant immunotherapies in hepatocellular carcinoma
掲載誌:Nature Review Clinical Oncology(IF=81.1)
URL  :https://doi.org/10.1038/s41571-024-00868-0

論文名:Four-year overall survival update from the Phase 3 HIMALAYA study of tremelimumab plus durvalumab in unresectable hepatocellular carcinoma
掲載誌:Annals of Oncology(IF=56.7)
URL  :https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0923753424000498

論文名:Nivolumab plus ipilimumab combination therapy in patients with advanced hepatocellular carcinoma previously treated with sorafenib: 5-year results from CheckMate 040
掲載誌:Annals of Oncology(IF=56.7)
URL  :https://www.annalsofoncology.org/article/S0923-7534%2824%2900082-6/fulltext

中川和彦(なかがわかずひこ)
所属:近畿大学病院がんセンター
職位:センター長、特任教授
専門:腫瘍内科学
論文出版数(Publications):627
総引用数(Total Times Cited):55,824
※令和6年(2024年)11月現在
Publons:https://publons.com/researcher/4784574/kazuhiko-nakagawa/

【受賞コメント】
令和5年(2023年)3月で臨床の実務から一歩引いて、次第に学術論文に私の名前が掲載されることが少なくなってまいりましたが、今回もクラリベイト社が選出する「Highly Cited Researchers」に4年連続で選出いただいたことは大変名誉でありがたいことと心より喜んでおります。まず最初に、これまで数多く引用される優れた研究活動を共に計画、実施し、最終的に論文作成まで完結することにご協力いただいた近畿大学医学部腫瘍内科部門の皆様方、WJOG(西日本癌研究機構)、JCOG(日本臨床がん研究グループ)などの多くの究者の皆様に心よりの感謝を表したいと存じます。
本年も、新たに24篇の英文論文を発刊することができました。その中にはノーベル賞受賞者として有名な京都大学特別教授 本庶佑氏との共同研究で、平成27年(2015年)の年末に臨床試験を開始した医師主導治験「ニボリューション試験」の論文も含まれております。「ニボリューション試験」は、免疫チェックポイント阻害剤であるニボルマブ(商品名:オプジーボ)の第2相試験です。この試験のユニークなところは、ニボルマブに有効な患者集団を特定するために、臨床試験でありながら主たる研究対象を臨床検体を用いた基礎研究にしていることです。実に論文化までに10年の歳月がかかりましたが、本年"Journal of Clinical Investigation(JCI)"に発表することができました。JCIは、内科医が一生に一度は論文発表してみたいと熱望する、権威ある医学雑誌です。これは、本研究の主任研究者である近畿大学医学部内科学教室(腫瘍内科部門)主任教授である林秀敏氏の多大なる功績により、達成されました。

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