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MIPSが業界初となる高性能のAI対応RISC-V車載用CPUのP8700を発表し、ADASおよび自動運転車向けに提供

Digital PR Platform / 2024年11月22日 17時27分

MIPSが業界初となる高性能のAI対応RISC-V車載用CPUのP8700を発表し、ADASおよび自動運転車向けに提供

カリフォルニア州サンノゼ -Media OutReach Newswire- 2024年11月22日 - 高効率で設定可能なIPコンピューティング・コアの開発大手、MIPS(https://mips.com/
)は本日、MIPS P8700シリーズRISC-Vプロセッサの一般提供(GA)開始を発表しました。P8700は先進運転支援システム(ADAS)や自動運転車(AV)といった最先端の自動車技術向けに設計されたもので、業界屈指のアクセラレーテッド・コンピューティング、高い電力効率、スケーラビリティを提供し、非常に高負荷なデータの移動を低レイテンシで行う需要に対応します。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2884/99728/700_394_2024112217004567403a2d44c8a.jpeg

ADASおよび自動運転車向けの一般的なソリューションは総当たり的アプローチに依存しており、埋め込みコア数とクロック周期を引き上げることで非現実的で達成不能なパフォーマンスを人為的に引き出しています。P8700のアーキテクチャはマルチスレッドと高い電力効率を備えているため、ユーザーは現在実用化されているソリューションよりもCPUコアの実装数を削減し、熱設計電力(TDP)を大幅に引き下げることが可能です。これにより、OEMメーカーは低コストかつ高スケーラブルにADASソリューションの開発を進めることができます。さらに、高い負荷を受けるマルチセンサー・プラットフォームに特化した設計により高効率化、最適化、低電力化が実現しており、レイテンシが大きく影響するソリューションにおいて非効率なデータ移動で発生するシステム・ボトルネックも軽減できます。

自律型AIソフトウェアスタックを備えたレベル2+(プラス)の自動運転およびADASシステムを対象とするMIPS P8700は、ディープラーニングでは容易に定量化できないコアプロセッシング要素のオフロードも可能です。スパースモデリングによる畳み込みプロセッシング機能により負荷を軽減し、AIスタックによるソフトウェアの使用量と効率性を30%以上向上させます。

MIPSのCEO、Sameer Wassonは次のように述べています。「車載用の市場では、複数のセンサーからリアルタイムで送られてくる大規模なデータを処理し、AIアクセラレータでの処理に向けて効率的にデータ供給ができるCPUが求められています。MIPSのアーキテクチャには、車載用に特化して設計されたマルチスレッドなどのさまざまな特長があります。これにより高負荷なデータ処理タスク用の優れたコアを実現し、車載システムOEMメーカーに向けて、低電力かつ高効率にAIアクセラレータを使用できる高性能のコンピューティングシステムを提供できるようになりました。」

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