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ヒメツリガネゴケをモデルとしてメスの生殖器官発生を運命づける転写因子PpRKDの同定に成功

Digital PR Platform / 2024年11月22日 20時5分

・注2)造卵器様器官:本研究では、正常な野生株の発生初期にもみられる頸部と腹部の区別のない造卵器を造卵器様器官と定義した。野生型では発生後期には頸部と腹部が明確に区別できる造卵器が発生する。

・注3)二面切り出しと三面切り出し:細胞分裂に伴って切り出される分裂面の数が二つの場合が二面切り出し、三つの場合が三面切り出し。造卵器の頂端細胞は3つの細胞と面していることが分かる(図3)。

・注4)オルソログ:異なる生物種間で、共通祖先において同じ遺伝子で、種分化によって生じた遺伝子の関係性のこと。
 
【研究資金】
本研究の成果は、日本学術振興会科学研究費助成事業の若手研究(課題番号:20K15821・22K15146, 研究代表者:養老瑛美子)、学術変革領域(A) 挑戦的両性花原理(課題番号:22H05177, 研究代表者:榊原恵子)、および国際先導研究(課題番号:22K21352, 研究分担者:榊原恵子)の支援を受けました。
 
【掲載論文】
・題名:The transcription factor PpRKD evokes female developmental fate in the sexual reproductive organs of Physcomitrium patens
・著者名:Emiko Yoro, Seiya Suzuki, Nobuhiro Akiyoshi, Rumiko Kofuji, Keiko Sakakibara
・掲載誌:New Phytologist
・掲載日:2024年11月22日
・DOI:10.1111/nph.20262
・論文掲載URL:https://nph.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/nph.20262
 
【研究内容に関する問い合わせ先】
立教大学理学部生命理学科
 助教 養老 瑛美子(ようろう えみこ)
 Email: eyoro@rikkyo.ac.jp
 教授 榊原 恵子(さかきばら けいこ)
 Email: bara@rikkyo.ac.jp
金沢大学理工研究域生命理工学系
 助教 小藤 累美子(こふじ るみこ)
 Email: kofuji@staff.kanazawa-u.ac.jp



▼本件に関する問い合わせ先
立教大学総長室広報課
メール:koho@rikkyo.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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