国産SAF製造に向け廃食用油供給に協力する基本合意書を締結
Digital PR Platform / 2024年11月28日 15時0分
京急グループと日揮HD、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYの4社は、資源の有効活用による循環型社会の実現とSAFを通じた気候変動対策への貢献を目指した連携を加速し、国産SAFが供給できる体制を整えていくほか、将来的な沿線全体での参画を目指します。
廃食用油供給に協力する基本合意書の締結について
1.概要
京急電鉄は、第20次総合経営計画に掲げる沿線価値共創戦略において、事業方針として自然と共生したまちづくりや地域との連携を位置づけており、今回、日揮HDとレボインターナショナルが、コスモ石油株式会社と共同で推進する、国内での廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進める本取り組みと連携することで、沿線価値の向上を目指します。
2.SAFについて
SAF(Sustainable Aviation Fuel)は、廃食用油などを原料とする航空燃料として、従来の航空燃料と比較しCO2排出量を大幅に削減することが可能なエネルギーです。航空機は自動車などと違い、電気や水素などの燃料では代替しにくいことからSAFの利用によるCO2排出削減が世界で求められています。
日本では、国土交通省が2030年時点で国内航空会社による燃料使用量の10%をSAFに置き換える目標を掲げており、さらに2050年には、カーボンニュートラルにすることを目指しています。その実現に向け、国産SAFの原料である廃食用油の安定的な調達が課題となっています。
一方でSAFの原料である廃食用油は、年間およそ10万tが海外に輸出されているといわれており、輸送によりCO2が排出されるだけでなく、国産SAF製造のための貴重な原料流出につながっています。
3.京急グループ各供給施設および店舗について
(1)株式会社京急ストア ※供給量約7.7t/年
京急ストア久里浜店(京急ストア久里浜店及び施設内4店舗)
(2)株式会社京急百貨店 ※供給量約26.7t/年
京急百貨店
京急ストア久里浜店
(3)京急ロイヤルフーズ株式会社 ※供給量約1.4t/年
BIGFUN平和島(施設内4店舗)
平和島劇場(施設内1店舗)
ボートレース平和島(施設内2店舗)
天然温泉みうら湯(施設内1店舗)
えきめんや(10店舗)
(4)供給開始日 2024年12月1日(日)
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