「デューン2」吹き替え版キャスト11名発表！　入野自由らが続投＆木村昴、早見沙織らが新たに参戦　日本版ポスターも完成

映画.com / 2024年2月6日 7時0分

　ドゥニ・ビルヌーブ監督によるSF超大作続編「デューン砂の惑星PART2」の吹き替えキャスト11名が発表され、ポール役（演：ティモシ―・シャラメ）の入野自由をはじめ、内田真礼、皆川純子、大塚明夫、大塚芳忠、勝部演之、立木文彦が続投となり、新たに木村昴、池田秀一、早見沙織、藤井ゆきよが参戦することがわかった。あわせて、日本版ポスターがお披露目された。

　フランク・ハーバートによるSF小説（早川書房）を映画化した前作「DUNE デューン　砂の惑星」は、2021年に劇場公開されると全世界で4億ドルを超える大ヒットを記録。第94回アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、作曲賞、編集賞、視覚効果賞、音響賞の6冠に輝いた。

　「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」で来日し注目を集めたシャラメをはじめ、豪華キャストが集結し、「メッセージ」「ブレードランナー2049」のビルヌーブ監督がメガホンをとり、音楽は巨匠ハンス・ジマーが手掛けた。

　物語の舞台は、砂漠に覆われ、巨大砂虫サンドワームが支配する惑星デューン。陰謀により全てを失った王子ポール・アトレイデスの運命の恋と復讐、そして宇宙の命運をかけた最終決戦を壮大な世界観で描く。

　前作に引き続き、主人公ポール（シャラメ）の吹き替えを務める入野は、「ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語」「君の名前で僕を呼んで」などでもシャラメの吹き替えを担当してきた。最新作でさらなる試練と向き合うポールの声を演じる入野は、「またポールと共にこの壮大な旅に出るのだと思うと、とてもワクワクしました」と語り、「息をすることを忘れてしまうほどのシーンの連続です。PART1からよりスケールアップした映像表現に雄大な音楽は圧巻！　個人的な注目ポイントは、自分の吹き替えの仕事史上、一番大変なシーンがあったことです」とコメントを寄せた。

　主要キャラクターのキャスト陣も続投され、ポールと恋に落ち、共に戦う砂漠の民・チャニ（ゼンデイヤ）役を、アニメ「約束のネバーランド」のノーマン役で知られる内田が担当。ポールの母で息子を救世主として覚醒させようとするレディ・ジェシカ（レベッカ・ファーガソン）役は、アニメ「テニスの王子様」の主人公・越前リョーマ役などで知られる皆川が務める。

　さらに、砂漠の民のリーダー・スティルガー役（ハビエル・バルデム）で大塚（明夫）、ポールの武術指南役を務めるガーニイ・ハレック（ジョシュ・ブローリン）役で大塚（芳忠）が再び参加。ポールの因縁の宿敵ハルコンネン男爵（ステラン・スカルスガルド）役は勝部、男爵の残忍な甥ラッバーン（デイブ・バウティスタ）役は立木が演じ、実力派声優が勢ぞろいする。