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「舟を編む」3月1日から期間限定特別上映! “伝説”のパンフレット復刻販売も【公開10周年&TVドラマ化記念】

映画.com / 2024年2月8日 17時0分

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一部劇場では35ミリフィルム上映も実施 (C)2013「舟を編む」製作委員会

 2013年に全国公開された映画「舟を編む」が、3月1日からリバイバル上映されることがわかった。期間は3月1日から2週間を予定しており、一部劇場では、フィルムで撮影された本作において大きな意味を持つ“35ミリフィルムでの上映”を予定している。今回の上映に際し、監督の石井裕也、主演の松田龍平がコメントを発表した。

 第9回本屋大賞を受賞した三浦しをん氏の同名小説を映像化。人と人との思いをつなぐ“言葉”を整理し、その意味を示し、もっともふさわしい形で使えるようにするもの――辞書。本作は、その辞書(=舟)を編集する(=編む)人たちの、言葉と人への愛を謳う、感動エンタテインメントだ。

 松田は、言葉を捉える非凡な才能を買われ、辞書編集部に移籍する“変人”馬締光也(まじめ・みつや)役として参加。宮崎あおいが、馬締が一目惚れしてしまう板前修業中の下宿大家の孫娘・林香具矢(はやし・かぐや)役を演じたほか、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、八千草薫さん、小林薫、加藤剛さんなどが出演している。

 16年にはTVアニメ化され、24年は池田エライザと野田洋次郎を迎えたTVドラマ版「舟を編む ~私、辞書つくります~」も放送される。

 「公開10周年&TVドラマ化記念!映画『舟を編む』期間限定特別上映」と題したリバイバル上映では、初日となる3月1日に、石井監督と松田が登壇するイベントを開催(109シネマズプレミアム新宿/詳細は決定次第、劇場HP及び松竹、アスミック・エース公式サイトに掲載)。加えて、同作のすべてを網羅し、規格外の内容、つくりで語り継がれる劇場用パンフレットを数量完全限定で復刻販売する(価格:2000円 税込)。

 石井監督と松田のコメントは、以下の通り。

【石井裕也監督】

この映画を撮影していた当時、僕も松田龍平さんも28歳か29歳でした。「15年かけて辞書を作るとはどういうことだろう」と、必死に想像しながら作った映画です。あれから随分時間が経ちましたが、それでもまだ15年は経っていません。辞書作りとは、本当に途方もなく時間のかかる作業です。手作業で辞書を作る登場人物たちと同じように、僕たち映画スタッフもアナログの手法にこだわりました。その成果は全て35mmフィルムに焼きつけられています。公開当時もなかなかできなかった35mmフィルムでの上映を是非お楽しみください。

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