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原田知世、杉野遥亮、満島ひかりらが出演! 妻夫木聡×渡辺謙×脚本・北川悦吏子「生きとし生けるもの」5月6日放送

映画.com / 2024年3月21日 18時0分

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文藝春秋よりノベライズ文庫が発売中 『生きとし生けるもの』北川悦吏子/文春文庫

 原田知世、杉野遥亮、大政絢、田中哲司、満島ひかりが、妻夫木聡と渡辺謙が主演するテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」に出演することがわかった。

 本作は、人生に悩む医者と余命宣告された患者の2人が、人は何のために生き、何を残すのかという永遠の問いの答えを求めながら各地を巡るヒューマンドラマ。脚本は北川悦吏子(「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」)が担当し、妻夫木は「オレンジデイズ」以来20年ぶりに北川作品に出演する。監督は、映画「余命1ヶ月の花嫁」「月の満ち欠け」「母性」などを生み出した廣木隆一、音楽は大友良英が務める。

 佐倉陸(妻夫木)はたぐいまれなる才能を持った外科医だった。しかし、あることがきっかけでメスを握れなくなる。精神的にも追い詰められた結果、外科を追われ内科医となった。入院患者と向き合う日々が続く中で、余命宣告されたがん患者である成瀬翔(渡辺)の担当医になる。繰り返される手術と抗がん剤治療にうんざりした成瀬は、陸に「殺してくれよ」と言った。陸はあっさりと「いいですよ」と答える。「でもその前に、やりたいことはありませんか」と問い、2人は病院を抜け出してバイクで旅に出る。キャンプをしたり、生まれた街へ行ったり、初恋の人に会ったり……。2人の失踪は上司の小宮滝人(田中)や看護師・菅田陽子(大政)らの知る所となり、しかも研修医・吉岡薫(杉野)は陸がある薬を薬品棚から持ち出すのを目撃していた。

 原田が演じるのは、成瀬の初恋の人・中野百合役。杉野は陸が務める病院の研修医・吉岡薫役、大政は陸の良き理解者である看護師・菅田陽子役、田中は佐倉の上司で外科部長・小宮滝人役で出演。満島は、成瀬が離婚した際に妻に引き取られ、長い間ずっと顔を合わせていない娘・幸田ちひろを演じる。

 原田は、「撮影現場には、いつも自然で穏やかな妻夫木聡さんと渡辺謙さんがいて、廣木監督やスタッフのみなさんと過ごした時間はとても柔らかくて心地のよいものでした。 談笑しながら、すっとそのままお芝居に入っていかれるお二人の姿が心に残っています」と撮影を振り返る。

 杉野も「尊敬する先輩方と一緒に作品をつくる一員になれる事、とても光栄で嬉しいことだと思いました」「終わった今でも、贅沢な時間で素敵な組だったなと思います」とコメントを寄せた。

 「生きとし生けるもの」は、5月6日午後8時~9時54分にテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送で放送。TVerでリアルタイム配信されるほか、広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信される。原田、杉野、大政、田中のコメント全文は以下の通り。

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